Excel 2010で分数を計算する方法

Excel 2010では、指定された文字入力や書式設定を行うと、セルに分数を入力できます。入力した分数は関数を利用して計算できます。

はじめに

Excel 2010でセルに分数を入力するには、指定された文字列を入力するか、セルの書式設定を変更する必要があります。
入力した分数は、通常の数値を入力した場合と同様に、関数などを使用して計算できます。

ここでは例として、セルA1とセルA2に入力した分数の合計値を、セルA3に算出する方法について案内します。
ここでは、下図のように、セルA1とA2に入力した分数の合計値をセルA3に算出する方法について案内します

Excel 2010で分数を計算するには、以下の操作手順を行ってください。

以下のいずれかの項目を確認してください。

0（ゼロ）とスペースを利用して分数を計算するには、以下の操作手順を行ってください。
ここでは例として、セルA1に「1/2」、セルA2に「1/4」と入力し、その合計をセルA3に算出します。

以上で操作完了です。

分数の計算結果が表示されたことを確認してください。
分数の計算ができたことを確認してください

補足

分数の表示桁数を増やしたい場合は、該当のセルをクリックし、「2. セルの書式設定を利用する方法」の手順2～4を行ってください。

セルの書式設定を利用して分数の計算を行うには、以下の操作手順を行ってください。
ここでは例として、セルA1に「1/2」、セルA2に「1/4」と入力し、その合計をセルA3に算出します。

分数を入力したいセルをドラッグして範囲選択します。
ここでは例として、セルA1～A3を範囲選択します。
リボンから「ホーム」タブをクリックし、「セル」グループの「書式」をクリックします。
「セルの書式設定」をクリックします。
「表示形式」タブをクリックします。
「分類」ボックスから「分数」をクリックし、「種類」ボックスから任意の項目をクリックして、「OK」をクリックします。
ここでは例として、「種類」ボックスから「1桁増加（1/4）」をクリックします。

※ 分数の桁数が大きい場合は、桁数にあった項目をクリックします。
セルA1とA2に、半角文字で分数を入力します。
ここでは例として、セルA1に「1/2」、セルA2に「1/4」と入力します。
セルA3をクリックします。
リボンから「ホーム」タブをクリックし、「編集」グループの「オートSUM」をクリックします。
合計する範囲を指定し、「Enter」キーを押します。