Excel 2016でセルに設定した数式を非表示にする方法

セルに数式を入力したときに、「シートの保護」機能を設定することで、数式を他人に見られないよう非表示にできます。

はじめに

Excel 2016では、「シートの保護」機能を利用し、セルに設定した数式を非表示にすることができます。
作成したデータを外部に公開する時に、データの結果のみを表示するように設定できます。

数式が表示されている状態（一例）
表示されている数式

数式が非表示になっている状態（一例）
非表示にできる

Excel 2016でセルに設定した数式を非表示にするには、以下の操作手順を行ってください。

以下の項目を確認してください。

セルの数式を非表示にするには、以下の操作手順を行ってください。

任意のデータを入力します。
ここでは例として、下図のようなデータを入力します。
非表示にしたい数式が設定されているセルをドラッグして範囲選択したら、右クリックして表示された一覧から「セルの書式設定」をクリックします。
ここでは例として、セルE3～E7をドラッグします。
「セルの書式設定」が表示されます。
「保護」タブをクリックし、「表示しない」にチェックを入れて、「OK」をクリックします。
リボンから「校閲」タブをクリックし、「保護」グループの「シートの保護」をクリックします。
「シートの保護」が表示されます。
「シートの保護を解除するためのパスワード」ボックスに任意のパスワードを入力し、「OK」をクリックします。
「パスワードの確認」が表示されます。
「パスワードをもう一度入力してください。」ボックスにパスワードを再入力し、「OK」をクリックします。