Q&A検索 製品 LAVIE プリンターのスプールについて

Q&A番号:2195 / 更新日:2025/08/19

Q&A プリンターのスプールについて

プリンターのスプール機能を利用することで、処理の効率を上げることができます。

説明

プリンターのスプール機能については、以下の説明を参照してください。
スプールの概要・データ形式・設定について、それぞれの項目を確認してください。

以下の項目を確認してください。

※ お探しの情報ではない場合は、Q&A検索から他のQ&Aもお探しください。
LAVIEQ&A検索 - トップページ
LAVIEパソコン用語集

1. スプールとは

プリンターで印刷するときに、印刷データを直接プリンターへ送信するのではなく、一時的にハードディスクなど別の場所に記憶し、プリンターの進行に応じて処理を行うことです。
または、そのデータを一時的に記憶しておく場所のことをいいます。

印刷データをスプールした場合としない場合で、以下のような違いがあります。

印刷データをスプールして印刷する場合

印刷データはプリンターの準備ができるまで、パソコンのスプール領域に一時的に保存されます。
プリンターの準備ができると、パソコンに保存された印刷データがプリンターに送信されます。
この場合、パソコンから印刷指示をしたあとは、指示を行ったアプリケーションを操作することができます。

印刷データをスプールしないで印刷する場合

プリンターの印刷準備ができるまで、パソコン側では印刷データを送信するのを待ち続けます。
プリンターの準備ができると、印刷データをプリンターに送信します。
印刷が終わるまで、指示を行ったアプリケーションの操作はほとんどできません。

2. スプールデータ形式

スプール時に送信される主なデータ形式には、EMF形式とRAW形式があります。
EMF形式とRAW形式では、描画に使用する機能の数や種類が異なります。

EMF(拡張メタファイル)形式

アプリケーションの機能を使用して作成される印刷データです。プリンターの機種には依存しません。
プリンタードライバー側ではバックグラウンドでプリンター固有の処理が行われ、データを短時間で作成できます。
RAW形式に比べて、データのサイズが小さく、スプールにかかる時間を短縮できるため、アプリケーションを早く使用できます。ただし、描画に使用する数や種類が限られており、EMFのデータでは印刷ができない場合があります。

RAW形式

使用するプリンタードライバーの機能によって作成される印刷データです。プリンターに処理を依存します。
アプリケーションとプリンタードライバーが相互に処理を行い、プリンタードライバーの描画機能を最大限に使用した印刷が行えます。そのため、データのサイズが大きくなってしまう可能性があり、EMFに比べて処理に時間がかかります。

3. スプールの設定

スプールの設定は、プリンターのプロパティから詳細設定を確認できます。
詳細設定では、スプールするタイミングや、スプールのデータ形式などを任意の設定に変更できます。

スプールの設定を確認するには、以下の情報を参照し、ご使用のWindows(OS)のバージョンに応じた対処方法を確認してください。
Q&Aプリンターのスプール設定を確認する方法

関連情報

アンケートにご協力お願いします
ご覧いただいたQ&A情報の見やすさ・内容の分かりやすさについての満足度を教えてください



0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

カテゴリ

対象機種

対象OS