Q&A番号:3858 / 更新日:2026/05/28
Q&A USBのコネクタ形状と特徴についてUSB(ユーエスビー)とは、ユニバーサル・シリアル・バス(Universal Serial Bus)の略で、キーボードやマウス、スキャナー、プリンターなど、さまざまな周辺機器をパソコンに接続するための規格です。
USBを使用するには、パソコンにUSBポートが搭載されており、対応したOSがインストールされている必要があります。
Windowsでは、Windows 95 OSR 2.1以降でUSBに対応し、Windows 98からは標準機能として搭載されました。これにより、USB対応の周辺機器が広く普及しました。
ここでは、USBのコネクタ形状と、それぞれの特徴について案内します。
USBの差し込み口やケーブルの先端には、形のちがいがあります。
主な形状には、長方形、正方形に近い形、楕円形があります。
長方形のものはAタイプ、正方形に近い形のものはBタイプ、楕円形のものはCタイプと呼ばれます。
USBポートのコネクタ形状(一例)
| Aタイプ | Bタイプ | Cタイプ |
|---|---|---|
補足
最新のCタイプでは、差し込み口の近くに「」のアイコンが付いている場合があります。
このアイコンがある場合、高速通信や高い電力供給に対応していることがあります。
ただし、急速充電ができるかどうかは、使用する充電器やケーブルによって異なります。
急速充電対応USBポート(一例)
USBハブ(USB差し込み口を増やす機器)を使用すると、機器を枝分かれさせるように接続することができます。
USBの規格上、USBハブを含めて、最大127台のUSBデバイスを接続できます。
※ USBハブは、数珠つなぎ(直列)で接続できる台数に制限があり、最大で5台まで接続可能です。
USBハブ接続のイメージ図(一例)
USBデバイス(機器)は、パソコンの電源を入れたまま、つないだり外したりすることができます。
そのため、USB機器を使うたびに、パソコンの電源を切ったり、入れ直したりする必要はありません。
このように、電源を入れたまま使える仕組みを、「ホットプラグ(ホットスワップ)」と呼びます。
USBには複数の規格があり、規格ごとにデータの転送速度が異なります。
USB 1.0 / USB 1.1
USB 1.0およびUSB 1.1には、次の2種類の転送速度があります。
Full Speed:最大 12 Mbps
Low Speed:最大 1.5 Mbps
どちらの速度で動作するかは、接続したUSB機器によって自動的に決まります。
そのため、利用者が設定を行う必要はありません。
USB 2.0
USB 2.0では、最大480MbpsのHigh Speedでデータを転送できます。
マウスやキーボード、USBメモリーなど、現在でも広く使われている規格です。
USB 3.2(旧:USB 3.0 / USB 3.1)
USB 3.0およびUSB 3.1は旧称で、現在はまとめてUSB 3.2が正式名称です。
USB 3.2には、次の転送速度があります。
USB 3.2 Gen 1(旧 USB 3.0):最大 5 Gbps
USB 3.2 Gen 2(旧 USB 3.1):最大 10 Gbps
USB 3.2 Gen 2×2:最大 20 Gbps
USB 2.0に比べて、写真や動画などの大きなデータを、より短い時間で転送できます。
USB4
USB4は、現在のUSB規格の中で最も新しく、高速な規格です。
USB4には、次の転送速度があります。
USB4 Gen 2×1:最大 20 Gbps
USB4 Gen 3×2:最大 40 Gbps
USB4はCタイプの形状を使用し、大容量データの高速転送や映像出力などに対応しています。
USBポートから、接続した機器に電源を供給することができます。
USBの電源供給方式には、以下の2種類があります。
バスパワー(Bus Powered)
USBホスト(パソコンなど)から、USBケーブルを通じて電力供給を受けて動作する方式です。
USBマウスやUSBキーボードなど、消費電力の少ない機器を接続するのに適しています。
USB規格ごとに、供給可能な電圧・電流・電力の上限が定められています。
| USB規格 | バスパワーの最大電力 |
|---|---|
| USB 1.0 / 1.1 | 約2.5W |
| USB 2.0 | 約2.5W |
| USB 3.2 | 約4.5W |
| USB4 | 約4.5W 最大15W ※ USB Power Delivery使用時 |
セルフパワー
USBデバイス自体に電源アダプターを接続し、電源アダプターから電力を供給する方式です。
USBプリンターやUSB外付けハードディスクなど、消費電力の大きい機器を接続するのに適しています。
補足
USB Power Delivery(USB PD)とは
USBケーブル(Cタイプ)を使用して、従来よりも大きな電力を安全にやり取りするための技術です。
USB PD対応機器の組み合わせによっては、最大240Wの電源供給が可能です。
※ この技術により、セルフパワーによる高出力給電に加え、バスパワーでも従来より大きな電力を扱えるようになりました。
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