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USB接続したデバイスが電力不足で使用できない場合の対処方法 | ||
USB接続したデバイスが電力不足で使用できない場合の対処方法 |
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Q&A番号:003355 更新日:2016/06/13 |
USB接続したデバイスが、電力不足で使用できない場合の対処方法について教えてください。 |
パソコンに接続したUSB機器の総消費電力が増加すると、電力不足によりUSB機器が使用できなくなることがあります。 |
パソコンに複数のUSB機器が接続されると、「ハブポートの電力の限界を超えました」や「USBハブの電力が足りません」などのメッセージが表示され、USB機器が利用できなくなる場合があります。
これは、USB機器の接続数の増加により、各USB機器へ供給される電力が低下したために起こります。
特定のUSB機器が利用できない場合、まず接続されたUSB機器をすべて外し、利用できないUSB機器1台のみを接続して正常に動作するかどうかを確認します。
この状態で正常に動作するようであれば、USBの電力が不足している可能性があるため、「セルフパワー」などに対応した外部電源から、電力を供給するUSBハブを別途利用する必要があります。
USBポートから電源を供給するには、以下のような方法があります。
バスパワー
パソコンを通して、USBポートから電源を供給する方式です。
USBデバイス自体に電源アダプターを必要としない、USBマウスやUSBキーボードなどの消費電力が少ない機器を接続するのに適しています。
給電能力は、1ポートあたり、USB2.0以下では5V・500mA、USB3.0では5V・900mAです。
※ バスパワー方式のUSBハブを使用した場合は、USBハブのUSBポート1つあたりの給電能力は、5V・100mAになります。
セルフパワー
USBデバイス自体に電源アダプターを接続して、電源アダプターから電源供給を受ける方式です。
セルフパワー方式のUSBハブを使用した場合は、接続機器への給電はUSBハブに接続した電源アダプターから行われます。
USBプリンターやUSB外付けハードディスクなどの消費電力が大きい機器を接続するのに適しています。
給電能力は、接続するアダプターに依存します。
※ セルフパワー方式のUSBハブを使用した場合、USBハブのUSBポート1つあたりの最大給電能力は、USB2.0以下では5V・500mA、USB3.0では5V・900mAです。
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