Windows 7で省電力機能を使用する場合の注意事項

Windows 7で省電力機能を使用する場合の注意事項

Q&A番号:013324  更新日:2015/09/24
対象機種 LaVie(〜2014年12月発表)、他… すべて表示する、   折りたたむ
VALUESTAR
LaVie(〜2014年12月発表)、VALUESTAR
対象OS Windows 7 Home Premium、他… すべて表示する    折りたたむ
Windows 7 Professional
Windows 7 Home Premium
Windows 7 Professional

Q&A番号:013324  更新日:2015/09/24

Windows 7で、省電力機能を使用する場合の注意事項について教えてください。

省電力機能でパソコンをスリープ状態や休止状態にする場合の注意事項について案内します。

省電力機能でパソコンをスリープ状態や休止状態にする場合の注意事項について案内します。

はじめに

Windows 7には、消費電力を抑えた状態にし、すぐに作業を再開することができる「省電力機能」があります。
省電力機能によって、スリープ状態や休止状態といった、パソコンの電力を節約している状態にできます。

使用している機種によって注意事項が異なるので、詳細は「ソフト&サポートナビゲーター」で確認してください。
※ 「ソフト&サポートナビゲーター」は、VALUESTAR、LaVieにインストールされています。

ソフト&サポートナビゲーター

※ デスクトップ上の「ソフト&サポートナビゲーター」アイコンをダブルクリックし、「機能を知る」タブ→「省電力機能」→「省電力機能使用上の注意」の順にクリックします。

ECOモードの設定で省電力状態にするなど、パソコンを省電力で使用する方法は、以下の情報を参照してください。
Q&AWindows 7でパソコンを省電力(ECO)で使用する方法

説明

Windows 7で省電力機能を使用する場合の注意事項について、以下の情報を参照してください。

1. 省電力機能を利用できないとき

パソコンが正常に動かなくなったり、省電力状態から復帰するときに省電力状態にする前の内容を復元できなくなったりする場合があります。 このような場合は、省電力機能を使用しないでください。 また、自動的に省電力状態になる設定も行わないでください。

省電力機能を利用できないとき
  • ハードディスクやSSD、CD-ROMなどのディスクの読み書きをしているとき
    ※ モデルによっては、SSDが搭載されていない場合があります。
  • 省電力状態に対応していないソフトウェアや周辺機器を使用しているとき
  • 音声または動画ファイルを再生しているとき
  • 音声または動画ファイルを取り込み時や、ファイル変換しているとき
  • プリンターで印刷しているとき
  • LANまたはワイヤレスLANでファイルコピーなどの通信作業をしているとき
  • 通信用のソフトウェアを使用しているとき
  • 電話回線を使って通信しているとき
  • SCSIを使って機器を接続しているとき
  • 省電力状態に対応していないLANカードを使用しているとき
  • 「デバイスマネージャー」でドライバなどの設定をしているとき
  • プリンターの追加やデバイスの追加を実行しているとき
  • 「システムのプロパティ」が表示されているとき
  • Windowsの起動/終了処理中

補足

  • 自動的にスリープ状態にならないようにする方法は、以下の情報を参照してください。
    Q&AWindows 7で電源プランを省電力プラン(ECOモード)に設定する方法
    ※ 上記情報内「1. コントロールパネルから省電力プラン(ECOモード)に設定する方法」の手順5で、「コンピューターをスリープ状態にする」欄を「なし」に設定します。

  • NEC製プリンターのMultiWriterシリーズ、MultiImpactシリーズでPrintAgentを使用している場合は、スリープ機能が正常に動作しないことがあります。

2. 省電力状態にするときの注意事項

省電力状態にする場合、以下の事項に注意してください。

スリープ状態または休止状態にするときの注意事項
  • 省電力状態への移行中に、CD-ROMなどのディスク、USB接続機器などの周辺機器の入れ替えを行わないでください。

  • 通信ソフトなどを使ってインターネットに接続している場合は、必ず通信を終了させてからスリープ状態にしてください。
    通信状態のままスリープ状態にすると、回線が接続されたままになり、電話料金が加算される場合があります。

  • 通信ソフトなどを使ってインターネットに接続している場合は、休止状態にすると強制的に通信が切断されることがあります。
    休止状態にする前に必ず通信を終了させてください。

  • CDやDVDの再生中にスリープ状態にした場合は、CDやDVDは再生され続ける場合があります。
    スリープ状態にする前にCDやDVDの再生を停止してください。

  • スリープ状態のときでも、使用環境、温度などによっては、ファンは回り続ける場合があります。

  • 休止状態またはハイブリッドスリープを利用する場合は、ハードディスクやSSDにパソコンのメモリ容量分の空き容量が必要です。 あらかじめハードディスクやSSDの空き容量を確認してください。
    ※ モデルによっては、SSDが搭載されていない場合があります。

  • テレビモデルの場合は、省電力状態から復帰するときに、ログオン画面(復帰時のパスワードを入力する画面)が表示される設定になっていると、省電力状態からの録画予約ができません。
    ※ パソコン購入時の状態では、ログオン画面が表示される設定になっていますが、テレビ初期設定をすると、ログオン画面が表示されない設定に変更されます。

スリープ状態または休止状態になっているときの注意事項
  • 省電力状態のときに、CD-ROMなどのディスク、USB接続機器などの周辺機器の入れ替えを行わないでください。

  • 以下のような場合は、次に電源を入れたときに、「Windowsが正しく終了されませんでした…」と表示されます。
    画面表示にしたがって操作を行ってください。

    • 電源コードのプラグが本体やコンセントから外れた場合
    • 停電が起きた場合
    • 電源スイッチを4秒以上押し続けて、強制的に電源を切った場合

3. 省電力状態から復帰するときの注意事項

省電力状態から復帰する場合、以下の事項に注意してください。

注意事項
  1. 省電力状態からの復帰中に、CD-ROMなどのディスク、USB接続機器などの周辺機器の入れ替えを行わないでください。

  2. 省電力状態から復帰するときにパスワードを入力するように設定されている場合、パスワード入力画面が表示されるので、パスワードを入力してください。

  3. 省電力状態から復帰後、デバイスの警告メッセージが表示される場合があります。その場合は「OK」をクリックしてください。 警告が発生した機器も、そのまま使用できます。

  4. タイマー、LANの自動受信操作でスリープ状態から復帰した場合は、ディスプレイに何も表示されないことがあります。
    その場合は、キーボードを操作してください。

  5. 省電力状態にしてからすぐに復帰させたい場合は、パソコンに負担がかからないように、省電力状態になった後、5秒以上たってから操作してください。

  6. 省電力状態からの復帰時に、BIOSセットアップユーティリティを起動して設定を変更しないでください。
    省電力状態から正常に復帰できなくなる場合があります。

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