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Excel 2010で、フォームからデータを入力する方法について教えてください。

住所録のようなリストを作成する際にフォームを利用することで、大量のデータをキーボード操作のみで連続入力することができます。

はじめに

Excel 2010で名簿や住所録など同一項目のリストを作成する際、フォーム機能を利用すると、見出し行に応じた入力専用の画面が表示され、1件（1行）ごとにデータを入力することができます。
シート上でセルを移動しながら入力する必要がなく、キーボード操作のみでデータを連続入力することができるので、シートに直接入力するよりも効率的に作業ができます。

Excel 2010では、最初にフォーム機能を利用するための設定が必要です。
※ 一度設定すれば、次回以降は必要はありません。

※ Office製品の詳細については、Microsoft社に確認してください。
外部サイト Microsoft Office ヘルプとトレーニング

操作手順

Excel 2010でフォームからデータを入力するには、以下の操作手順を行ってください。

以下の項目を順に確認してください。

1. フォーム機能を設定する方法
2. データを入力する方法

1. フォーム機能を設定する方法

フォーム機能を設定するには、以下の操作手順を行ってください。

画面上部のクイックアクセスツールバーに、フォームのアイコンが表示されているか確認します。

非表示表示

フォームのアイコンが表示されていない場合は、手順2以降を行います。
すでに表示されている場合は、「2. データを入力する方法」に進みます。
リボンから「ファイル」タブをクリックし、「オプション」をクリックします。
「Excelのオプション」が表示されます。
「クイックアクセスツールバー」をクリックし、「コマンドの選択」ボックスから「すべてのコマンド」をクリックします。
一覧から「フォーム」をクリックし、「追加」をクリックします。
「クイックアクセスツールバーのユーザー設定」欄に「フォーム」が表示されたことを確認し、「OK」をクリックします。
- 「フォーム」を確認
- 「OK」をクリック

以上で操作完了です。

クイックアクセスツールバーに「フォーム」のアイコンが表示されたことを確認してください。

2. データを入力する方法

データを入力するには、以下の操作手順を行ってください。

タイトル行を作成し、データを入力するセルをクリックします。
ここでは例として、セル「A1」から「D1」に見出しを作成し、セル「A2」をクリックします。
クイックアクセスツールバーから「フォーム」をクリックします。
「リストまたは選択範囲のどの行に列見出しが含まれているかを特定できません。…」というメッセージが表示されたら、「OK」をクリックします。
シート名の入力フォームが表示されます。
各ボックスにデータを入力し、「新規」をクリックするか、「Enter」キーを押すと、入力した値がシートに反映されます。
データの入力を終了するには、「閉じる」をクリックします。

※ フォーム内の各項目は、「Tab」キーを押すことで移動できます。