Windows 8.1のSmartVisionやぱっと観テレビでBS/CS放送が視聴できない場合の確認事項

Windows 8.1のSmartVisionやぱっと観テレビでBS/CS放送が視聴できない場合の確認事項

Q&A番号:016430  更新日:2020/12/23
対象機種 LAVIE、VALUESTAR LAVIE、VALUESTAR
対象OS Windows 8.1 Windows 8.1

Q&A番号:016430  更新日:2020/12/23

Windows 8.1のSmartVisionやぱっと観テレビで、BS/CS放送が視聴できない場合の確認事項について教えてください。

BS/CS放送が視聴できない場合には、アンテナからの衛星放送のテレビ信号が適切に受信できる状態や設定かどうかを確認します。

BS/CS放送が視聴できない場合には、アンテナからの衛星放送のテレビ信号が適切に受信できる状態や設定かどうかを確認します。

はじめに

SmartVisionやぱっと観テレビでBS/CS放送が視聴できない場合、アンテナからの衛星放送のテレビ信号が適切に受信できていない可能性があります。
BS/CS放送を視聴するには、衛星放送用アンテナの接続状況や受信している電波の状態、使用している機器などご利用になる環境に合わせた設定が必要です。

テレビの初期設定が終わってもBS/CS放送が視聴できないときは、以下の各項目を上から順に実施して問題が改善できるか確認します。

対処方法

Windows 8.1のSmartVisionやぱっと観テレビでBS/CS放送が視聴できない場合は、以下の情報を確認してください。

以下の項目を順に確認してください。

1. BS/CS放送用アンテナ線の接続は適切かを確認する

ご利用のモデルによってBS/CS放送用アンテナ線の接続方法が異なります。

アンテナ接続口が1つのモデル:VNシリーズなど
アンテナ接続口が1つのモデルでは、地上デジタル放送とBS/CS放送が混合されたアンテナ線を接続する必要があります。(ご利用のモデルによって形状などは異なります)
アンテナ接続口が1つのモデル
※ 壁から地上デジタル放送とBS/CS放送のアンテナが別々に出ている場合は、「混合器」などで1本のアンテナにまとめる必要があります。

2. アンテナレベルは56以上あるかを確認する

アンテナレベル(衛星放送の電波信号を受信するレベル)が低い場合は、テレビが正常に視聴できない可能性があります。テレビを視聴するには56以上のアンテナレベルが必要です。
以下の情報を参照し、「BS/CS放送」のアンテナレベルを確認してください。
Q&AWindows 8.1のSmartVisionでアンテナレベルを確認する方法

BS/CS放送のアンテナレベルが「0」の場合

アンテナレベルが「0」の場合は、以下の情報を参照してください。

(1) アンテナにBS/CS放送の信号が届いているかを確認する

パソコン以外でBS/CS放送を視聴できる機器(家電テレビなど)をお持ちの場合は、パソコンに接続しているアンテナ線をその機器に接続し直し、その機器でBS/CS放送が正常に視聴できるかどうかを確認します。
ほかにBS/CS放送を視聴できる機器をお持ちでない場合は、「(2) CATV会社提供のセットトップボックス(STB)を利用しているかを確認する」に進みます。

BS/CS放送が視聴できる場合

BS/CS放送の信号が届いています。
この場合、衛星放送用アンテナに電源を供給することでBS/CS放送が視聴できるようになる可能性があります。
引き続き、「(3) 衛星放送用アンテナへの電源供給の設定を確認する」に進みます。

BS/CS放送が視聴できない場合

BS/CS放送の信号がアンテナに届いていない可能性があります。
CATV(ケーブルテレビ)をご利用の場合は「(2) CATV会社提供のセットトップボックス(STB)を利用しているかを確認する」に進みます。
CATVを利用していない場合はここで確認を終了し、ご利用のアンテナ環境についてお近くの電器店(集合住宅にお住まいの場合は管理会社など)に相談してください。

(2) CATV会社提供のセットトップボックス(STB)を利用しているかを確認する

CATV(ケーブルテレビ)をご利用の環境では、CATV会社から提供されるセットトップボックス(STB)が設置されている場合があり、CATVの信号の送信方式によってはSTB側でBS/CS放送のチャンネルを選局する必要があるため、パソコンではBS/CS放送が視聴できない場合があります。

BS/CS放送が視聴可能かどうかは、ご利用のCATVが以下のどちらの方式を利用しているかを確認します。
※ ご利用のCATVがどちらの方式かは、契約されているCATV会社に直接確認してください。

「パススルー方式」

パソコンや家電テレビ側でチャンネルが選局できます。
※ SmartVisionやぱっと観テレビでBS/CS放送が視聴できます。

「トランスモジュレーション方式」

セットトップボックス(STB)側でチャンネルを選局する必要があります。
※ SmartVisionやぱっと観テレビではBS/CS放送は視聴できません。

補足

トランスモジュレーション方式の場合、STB側の「外部出力」端子とテレビやパソコン側の「外部入力」端子を適切なケーブルで接続し、テレビやパソコン側を「外部入力」表示に切り替えることでディスプレイにBS/CS放送を表示できます。
この方法を利用したい場合は、STB側の出力端子の仕様やケーブル規格など、利用しているSTB環境について直接CATV会社に確認する必要があります。

(3) 衛星放送用アンテナへの電源供給の設定を確認する

衛星放送用アンテナを利用してBS/CS放送を視聴する場合、そのアンテナには放送波を受信するための電源が供給されている必要があります。衛星放送用アンテナに電源が供給されていない場合、BS/CS放送は視聴できません。

電源の供給方法は、ご自宅のアンテナ設置状況やご利用中の機器によって異なり、すでにブースターなどから直接電源を供給している場合や、他のBSチューナー搭載機器から常時電源供給を行なう設定にしている場合があります。
また、マンションなどの集合住宅に設置されている共同アンテナでは、直接電源が供給されている場合があります。

お客様の環境で、衛星放送用アンテナへの電源供給が必要かどうかの確認方法や詳細については、以下の「電子マニュアルビューア」からご利用のモデルを検索し、マニュアルの「テレビを楽しむ本」の情報を参照してください。
LAVIE電子マニュアルビューア

補足

家電テレビやハードディスクレコーダーなど、パソコン以外のBSチューナー搭載機器の電源が入っているときのみ、パソコンでもBS/CS放送が視聴できるようになる場合があります。
パソコン以外のBSチューナー搭載機器の電源を切ったときに、パソコンでもBS/CS放送が視聴できなくなるといった問題が発生する場合は、パソコン以外のBSチューナー搭載機器で常時アンテナに電源供給するための設定を実施します。

※ ここまでの項目(1)〜(3)を実施してもアンテナレベルが「0」の場合は、以下の情報を参照して「パソコンの放電」と「SmartVisionの入れ直し」を実施します。
それでも問題が改善しない場合、ご利用のアンテナ環境を確認する必要があるので、お近くの電器店(集合住宅にお住まいの場合は管理会社など)に相談してください。
Q&Aパソコンで放電処置を行う方法
Q&AWindows 8.1のSmartVisionを入れ直す方法(2015年5月発表機種)
Q&AWindows 8.1のSmartVisionを入れ直す方法(2015年1月発表機種)
Q&AWindows 8.1のSmartVisionを入れ直す方法(2014年10月発表機種)
Q&AWindows 8.1のSmartVisionを入れ直す方法(2013年10月〜2014年5月発表機種)

BS/CS放送のアンテナレベルが「低(55以下)」の場合

アンテナレベルが「低(55以下)」の場合は、以下の情報を参照してください。

(1) パソコンの放電やSmartVisionを入れ直してレベルが上がるかを確認する

パソコン本体に不必要な電気が帯電していると、正常に動作しない場合があります。この場合、放電(帯電している電気を放出する)することで問題が改善される可能性があります。
また、SmartVisionのプログラムをいったん削除し、再度インストールすることで問題が改善されるか確認します。

「パソコンの放電」と「SmartVisionの入れ直し」を行う方法については、以下の情報を参照してください。
Q&Aパソコンで放電処置を行う方法
Q&AWindows 8.1のSmartVisionを入れ直す方法(2015年5月発表機種)
Q&AWindows 8.1のSmartVisionを入れ直す方法(2015年1月発表機種)
Q&AWindows 8.1のSmartVisionを入れ直す方法(2014年10月発表機種)
Q&AWindows 8.1のSmartVisionを入れ直す方法(2013年10月〜2014年5月発表機種)

※ それでも問題が改善しない場合、ご利用のアンテナ環境を確認する必要があるので、お近くの電器店(集合住宅にお住まいの場合は管理会社など)に相談してください。
以下の項目(2)〜(3)は参考情報として、可能な範囲で確認してください。

(2) 利用しているアンテナ線がBS/CSに対応しているかを確認する

地上デジタル放送と比較すると、BS/CS放送には高い周波数を使用するため高性能のアンテナ線を利用する必要があります。
※ BS/110度CSアナログ放送用のアンテナなど、アンテナ線によってはBS/CSデジタル放送が視聴できないものもあります。

補足

UHF/VHF・地上デジタル放送・BS/CS放送・CATVなど、すべてに対応したアンテナ線は以下になります。

  • S-5CFB:現在、一番多く利用されているケーブルです。
  • S-4CFB:S-5CFBと比べると細いため性能が劣ります。
  • S-5CFBN、S-5CFBD:2600MHzに対応しており、非常に高性能です。

なお、以下のアンテナ線をご利用の場合は注意が必要です。

  • 5C-FV:CS放送には対応していません。

(3) 配線環境・衛星放送用アンテナの設置場所や向きを確認する

アンテナコンセントからパソコンまでの配線が長すぎたり、途中で分配数が多いために信号の損失が発生する場合があります。
また、衛星放送用アンテナは、電波を受信できる位置(方角)に取り付ける必要があり、アンテナの角度が1度でもずれるとまったく受信できなくなる場合もあるため、慎重に方向調整を行なう必要があります。

※ 信号の品質やアンテナ線が劣化しているかどうかの確認、また衛星放送用アンテナの設置場所や方向が適切かどうかの確認は、アンテナ環境に関する専門知識を持ち、なおかつお客様がお住まいの地域の受信環境を把握している可能性のある地元の電器店(集合住宅にお住まいの場合は管理会社)などに相談してください。

以上で確認事項は終了です。

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対象製品

2013年10月〜2015年5月発表のぱっと観テレビ搭載・SmartVision搭載モデル