はじめに

Windows 10でオンラインストレージサービスのOneDriveを使用している場合、ファイルオンデマンドの設定によって作成したファイルがインターネット上にしか保存されていないことがあります。作成したファイルやフォルダーをパソコン上にも保存したい場合は、ここで案内する方法でファイルオンデマンドの設定を無効にする必要があります。
また、別のパソコンで保存したファイルやフォルダーを表示させたくない場合は、OneDriveでMicrosoftアカウントのリンクを解除することで、作業したパソコン上にのみ表示させることができます。

なお、消えてしまったファイルやフォルダーを探したい場合は以下の情報を参照してください。
Windows 10で保存したファイルが見つからない場合の対処方法

※ Windows 10のアップデート状況によって、画面や操作手順、機能などが異なる場合があります。

対処方法

Windows 10で保存したファイルやフォルダーが消えたり別のパソコンで作成したデータが追加されたりする場合は、以下の対処方法を行ってください。

1. ファイルオンデマンドを無効にする

OneDriveのファイルオンデマンドを有効にしている場合、インターネット上にのみファイルが保存され、パソコンのディスク容量を節約できます。
パソコン上にもファイルを保存しておきたい場合は、ファイルオンデマンドの設定を無効にします。

OneDriveのファイルオンデマンドを無効にするには、以下の情報を参照してください。
Windows 10でOneDriveのファイルオンデマンドを有効/無効に設定する方法

2. Microsoftアカウントのリンクを解除する

OneDriveによるインターネット上へのファイルの保存や共有が不要な場合は、Microsoftアカウントのリンクを解除することでファイルが同期されなくなります。
作成したファイルやフォルダーは、作業を行ったパソコン上にのみ表示されるようになります。

OneDriveでMicrosoftアカウントのリンクを解除するには、以下の情報を参照してください。
Windows 10のOneDriveでMicrosoftアカウントのリンクを解除する方法

関連情報

• Windows 11でファイルやフォルダーが消えたり別のパソコンで作成したデータが追加されたりする場合の対処方法