Windows 11で起動時のパスワード入力を省略する(自動サインイン)方法

Windows 11で起動時のパスワード入力を省略する(自動サインイン)方法

Q&A番号:022963  更新日:2024/08/14
対象機種 LAVIE LAVIE
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Windows 11 Pro
Windows 11 Home
Windows 11 Pro

Q&A番号:022963  更新日:2024/08/14

Windows 11で、起動時のパスワード入力を省略する(自動サインイン)方法について教えてください。

指定したユーザーアカウントの設定を変更すると、Microsoft アカウントでも、起動時のパスワード入力を省略してサインインできるようになります。

指定したユーザーアカウントの設定を変更すると、Microsoft アカウントでも、起動時のパスワード入力を省略してサインインできるようになります。

はじめに

Windows 11では、パソコン起動時のパスワード入力を省くことができ、常に指定したユーザー(Microsoft アカウント)で自動的にサインインできます。

なお、パスワード入力を省略すると、パソコンの電源を入れるだけで、誰でもパソコン内のデータにアクセスできる状態になります。
セキュリティが低下し、データの不正アクセスや改ざんなどの問題が発生する可能性があるため、パソコンを持ち歩いたり、複数人で共有する場合などは、パスワードの入力は省略せず、暗証番号(PIN)やピクチャパスワードなどを設定することをおすすめします。

暗証番号(PIN)やピクチャパスワードについては、以下の情報を参照してください。
Q&AWindows 11でPIN(暗証番号)を設定する方法
Q&AWindows 11でピクチャパスワードを設定する方法

※ 起動時のパスワード入力を省略するように設定しても、起動時以外にパスワードの入力が必要となる場合があります。パスワードは忘れないように注意してください。
なお、ローカルアカウントをお使いの場合、アカウントへのパスワードの設定は必須ではありません。パソコン起動時にパスワードの入力を省略したい場合は、パスワードを削除してください。

ローカルアカウントのパスワードを削除する方法については、以下の情報を参照してください。
Q&AWindows 11でユーザーアカウントのパスワードを削除する方法

※ Windows 11のアップデート状況によって、画面や操作手順、機能などが異なる場合があります。

※ お探しの情報ではない場合は、Q&A検索から他のQ&Aもお探しください。
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操作手順

Windows 11で起動時のパスワード入力を省略するには、以下の操作手順を行ってください。

  1. 「スタート」を右クリックし、表示された一覧から「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
    「スタート」を右クリックし、表示された一覧から「ファイル名を指定して実行」をクリックします

  2. 「ファイル名を指定して実行」が表示されます。
    「名前」ボックスに半角文字で「netplwiz」(または「control userpasswords2」)と入力し、「OK」をクリックします。
    「名前」ボックスに半角文字で「netplwiz」(または「control userpasswords2」)と入力し、「OK」をクリックします

  3. 「ユーザーアカウント」が表示されます。
    「ユーザー」タブをクリックし、「このコンピューターのユーザー」ボックスから、自動サインインを設定したいユーザー名をクリックします。
    「ユーザー」タブをクリックし、「このコンピューターのユーザー」ボックスから、自動サインインを設定したいユーザー名をクリックします

  4. 「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックを外し、「OK」をクリックします。
    「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックを外し、「OK」をクリックします

    補足

    「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」項目が表示されない場合は、以下の情報を参照してください。

    Q&AWindows 11で自動サインインの設定/解除ができない場合の対処方法

  5. 「自動サインイン」が表示されます。
    「パスワード」ボックスと「パスワードの確認入力」ボックスにサインイン時に使用するパスワードを入力し、「OK」をクリックします。
    「パスワード」ボックスと「パスワードの確認入力」ボックスにサインイン時に使用するパスワードを入力し、「OK」をクリックします

    補足

    サインイン時に使用するパスワードとは別のパスワードを入力しても、それぞれのボックスの内容が一致していると設定されてしまうので注意してください。
    一度「メモ帳」などに入力して、間違いないことを確認してから「パスワード」ボックスにコピー&ペーストすることで、入力の間違いを防ぐことができます。

以上で操作完了です。

パソコンを再起動し、設定したユーザーで自動サインインできるか確認してください。

補足

  • 自動サインインを設定した場合は、パソコン起動時にユーザーアカウントの選択ができなくなります。
    ユーザーアカウントの切り替えは、自動サインイン後に行ってください。

  • 自動サインインを無効にしたい場合は、手順4で「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」にチェックを入れます。

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