はじめに

Office 2021をインストール中に、エラーメッセージが表示され、インストールが中断されてしまうことがあります。

その場合、インストールに必要なハードディスクの空き容量を確保したり、ウイルス対策ソフトやパソコンの起動と同時に起動するソフトを無効にしたりして、正常にインストールが完了するか確認します。
ここで案内する対処方法や参照先について、それぞれの項目を順に確認してください。

Office 2021をインストールするには、以下の条件が必要です。

• インターネットに接続している
  インターネットに接続されているかを確認してください。

• 「Microsoft Office」のプロダクトキーが手元にある
  付属の資料を確認してください。プロダクトキーがわからない場合は、Microsoft社へ問い合わせてください。

• Microsoftアカウントを使用している
  セットアップの際に、Microsoftアカウントでサインインする必要があります。

対処方法

Office 2021がインストールできない場合は、以下の対処方法を行ってください。

1. ハードディスクの空き容量を増やす

ハードディスクにOffice 2021をインストールするための容量が不足していると、インストールが中断される場合があります。
ハードディスク内の空き容量を増やしたあと、インストールが問題なく完了できるか確認してください。

ハードディスクの空き容量を増やす方法については、以下の情報を参照してください。
Windows 11でハードディスクの空き容量を増やす方法

2. アンインストールしてから再インストールする

Office 2021を再インストールする場合、以前インストールした際のシステムファイルが完全に削除されずパソコンに残っていると、インストールが正常に完了しないことがあります。
Microsoft社のWebページで公開されている方法を参照し、Office 2021をパソコンから完全に削除してください。
Microsoft社 - PCからOfficeをアンインストールする

アンインストールを実行したあとは、以下の情報を参照し、Office 2021が正常に再インストールできるか確認してください。
Office 2021を再インストールする方法

3. 常駐ソフトを無効にする

Office 2021をインストールするとき、ウイルス対策ソフトやパソコンと同時に起動しているソフトなどが影響して、正常にインストールが完了しないことがあります。
ウイルス対策ソフトや常駐ソフトを無効にして、正常にインストールが完了するか確認してください。

常駐ソフトを無効にする方法については、以下の情報を参照してください。
Windows 11で自動的に起動されるソフトをタスクマネージャーから停止する方法

4. ファイアウォール機能を無効にする

Windows搭載のファイアウォールまたはウイルス対策ソフトのファイアウォール機能が働いて、インターネットに接続できない場合があります。
ファイアウォールを無効にしたあと、インストールが問題なく実施できるか確認してください。

Windows搭載のファイアウォールについては、以下の情報を参照してください。
Windows 11でMicrosoft Defenderファイアウォールを有効/無効にする方法

ウイルス対策ソフトのファイアウォール機能を使用している場合は、ウイルス対策ソフトメーカーに確認してください。

関連情報

• Officeがインストールできない場合の対処方法