Windows 11で問題のある常駐ソフトを特定する方法

Windows 11で問題のある常駐ソフトを特定する方法

Q&A番号:023256  更新日:2024/01/30
対象機種 LAVIE LAVIE
対象OS Windows 11 Home、他… すべて表示する    折りたたむ
Windows 11 Pro
Windows 11 Home
Windows 11 Pro

Q&A番号:023256  更新日:2024/01/30

Windows 11で、問題のある常駐ソフトを特定する方法について教えてください。

パソコンの動作に問題が発生している場合は、常駐ソフトをすべて無効にして原因となるソフトを特定する作業を行います。

パソコンの動作に問題が発生している場合は、常駐ソフトをすべて無効にして原因となるソフトを特定する作業を行います。

はじめに

パソコンを使用していて起動が遅くなったり、動作に問題が発生したりする場合は、常駐ソフトが影響している可能性があります。
常駐ソフトとは、ウイルス対策ソフトや更新ソフトなど、パソコンと同時に起動するように設定されているソフトのことです。

パソコンの動作に問題が発生したときは、常駐ソフトを一旦すべて無効にしたうえで、順番に有効に戻して、原因となるソフトを特定する作業を行ってください。

なお、常駐ソフトをすべて停止すると、ウイルス対策ソフトも停止するため、セキュリティ上の問題が発生する可能性が高まります。
ここで案内する方法を行う前に、以下の作業を実施することをおすすめします。

  • インターネットに接続している場合は、LANケーブルを外すか、無線LANの接続を一時的に切断する
  • システムの復元で元の状態に戻せるように、手動で復元ポイントを作成する

※ Windows 11で復元ポイントを手動で作成するには、以下の情報を参照してください。
Q&AWindows 11で復元ポイントを手動で作成する方法

※ Windows 11のアップデート状況によって、画面や操作手順、機能などが異なる場合があります。

※ お探しの情報ではない場合は、Q&A検索から他のQ&Aもお探しください。
LAVIEQ&A検索 - トップページ

操作手順

Windows 11で問題のある常駐ソフトを特定するには、以下の操作手順を行ってください。

1. 常駐ソフトをすべて無効にする方法

常駐ソフトをすべて無効にするには、以下の操作手順を行ってください。

  1. 「スタート」を右クリックし、表示されたメニューから「タスクマネージャー」をクリックします。
    「スタート」を右クリックし、表示されたメニューから「タスクマネージャー」をクリックします

  2. 補足

    通常操作ができない場合は、セーフモードで起動し、同様の操作ができるか確認してください。

    セーフモードで起動する方法については、以下の情報を参照してください。
    Q&AWindows 11でWindows(OS)が起動しない状態からセーフモードで起動する方法

  3. 「タスクマネージャー」が表示されます。
    「スタートアップアプリ」タブをクリックします。
    「スタートアップアプリ」タブをクリックします

  4. 常駐ソフトの一覧が表示されます。
    「状態」欄が「有効」になっているソフトをクリックして、画面右上の「無効化」をクリックします。
    「状態」欄が「有効」になっているソフトをクリックして、画面右上の「無効化」をクリックします

  5. 同様の手順で、表示されているすべてのソフトを「無効」にして、画面右上の「×」(閉じる)をクリックします。
    ※ はじめから「無効」になっていたソフトの名前はメモに残してください。後続の操作で必要となります。
    表示されているすべてのソフトを「無効」にして、画面右上の「×」(閉じる)をクリックします

  6. 「スタート」をクリックし、表示された画面の右下から「アイコン」(電源)をクリックします。
    「スタート」をクリックし、表示された画面の右下から「アイコン」(電源)をクリックします

  7. 表示されたメニューから「再起動」をクリックします。
    表示されたメニューから「再起動」をクリックします

以上で操作完了です。

続いて、「2. 原因となる常駐ソフトを特定する方法」に進んでください。

補足

常駐ソフトをすべて無効にしても、継続してパソコンに問題が発生する場合は、常駐ソフト以外の原因が考えられます。
手順1〜3の操作で無効にした常駐ソフトをすべて有効に戻して、パソコンを再起動します。
手順4でメモした、操作前から「無効」だったソフトについては、「無効」のままにしておきます。

パソコンを再起動したら、以降の操作は行わず、起きている問題に合わせてほかのQ&Aを確認してください。

2. 原因となる常駐ソフトを特定する方法

原因となる常駐ソフトを特定するには、以下の操作手順を行ってください。

  1. 「スタート」を右クリックし、表示されたメニューから「タスクマネージャー」をクリックします。
    「スタート」を右クリックし、表示されたメニューから「タスクマネージャー」をクリックします

  2. 「タスクマネージャー」が表示されます。
    「スタートアップアプリ」タブをクリックします。
    「スタートアップアプリ」タブをクリックします

  3. 常駐ソフトの一覧が表示されます。
    上から順に、「状態」欄が「無効」になっているソフトをクリックして、画面右上の「有効にする」をクリックします。
    同様の操作を繰り返し、複数のソフトを有効にしたら、画面右上の「×」(閉じる)をクリックして画面を閉じます。
    ここでは例として、上から3つずつ有効にします。
    上から順に、「状態」欄が「無効」になっているソフトをクリックして、画面右上の「有効にする」をクリックし、同様の操作を繰り返して複数のソフトを有効にしたら、画面右上の「×」(閉じる)をクリックして画面を閉じます

    補足

    • ここでは例として、ソフトを3つずつ有効にしていますが、常駐ソフトの数が少ない場合は、1つずつ有効にして再起動し、問題が起きるソフトを特定することもできます。

    • 「1. 常駐ソフトをすべて無効にする方法」の手順4で、操作前から「無効」になっていたソフトについては無効のままにしておきます。

  4. 「スタート」をクリックし、表示された画面の右下から「アイコン」(電源)をクリックします。
    「スタート」をクリックし、表示された画面の右下から「アイコン」(電源)をクリックします

  5. 表示されたメニューから「再起動」をクリックします。
    表示されたメニューから「再起動」をクリックします

以上で操作完了です。

パソコンが再起動されたら、問題の発生状況について確認してください。

問題が発生しない場合

問題が発生するまで、手順1〜5を繰り返し行い、ソフトを3つずつ確認します。
問題が発生するまで、手順1から5を繰り返し行い、ソフトを3つずつ確認します

問題が発生した場合

直近で有効にしたソフト3つに、原因となっている常駐ソフトが含まれています。
有効にした3つのソフトから1つだけ「無効化」をクリックして無効にし、再起動する操作を繰り返し行います。
直近で有効にした3つのソフトから1つだけ「無効化」をクリックして無効にし、再起動する操作を繰り返し行います

問題が発生しなくなったとき、最後に無効にしたソフトが、原因となっている常駐ソフトです。
原因の常駐ソフトを頻繁に使用している場合は、ソフトの提供元へ問題について確認してください。
該当のソフトを使用しないときは、無効にしたままパソコンを使用するか、削除を行ってください。

補足

Windows 11でアプリを削除する方法については、以下の情報を参照してください。
Q&AWindows 11でデスクトップアプリを削除する方法

↑ページトップへ戻る