はじめに

Microsoft EdgeでWebページを閲覧していると、「スクリプトエラー」が表示されることがあります。

メッセージ内容
「このページのスクリプトでエラーが発生しました。…このページのスクリプトを実行し続けますか？」

スクリプトとは、Webページに動きを加えたりパソコンを制御したりするためのプログラムです。
一般的には、閲覧しているWebページのスクリプトに問題があるとスクリプトエラーが表示されます。

スクリプトエラーが頻繁に表示される場合は、インターネット一時ファイル（キャッシュ）の削除やMicrosoft Edgeの設定を変更して問題が解決するか確認してください。

※ Windows 11のアップデート状況によって、画面や操作手順、機能などが異なる場合があります。

対処方法

Microsoft Edgeでスクリプトエラーが表示される場合は、以下の対処方法を行ってください。

1. インターネット一時ファイルや閲覧履歴などを削除する

Microsoft Edgeでは、一度表示したWebページの情報をインターネット一時ファイルや閲覧の履歴として保存することで、次回以降のWebページの表示速度を短縮しています。
また、Webページの表示設定や入力内容をCookieというファイルに保存して、同じWebページを再度表示したとき自動でログイン情報やページ設定を反映することができます。

しかし、これらの情報が原因でMicrosoft Edgeが正常に動作せず、エラーメッセージが表示されることがあります。
インターネット一時ファイルや閲覧履歴、Cookieを削除して、Webページが正常に表示されるか確認してください。

インターネット一時ファイルや閲覧履歴、Cookieを削除する方法については、以下の情報を参照してください。
Windows 11のMicrosoft Edgeでキャッシュを削除する方法
Windows 11のMicrosoft EdgeでCookieを削除する方法
Windows 11のMicrosoft Edgeで閲覧履歴を削除する方法

2. GPUレンダリングの設定を無効にする

Microsoft Edgeでは、Webページの表示や動画の再生などをスムーズにするために、GPUという画像の処理に特化したハードウェアを使用します。
ただし、パソコンの環境によっては、GPUの設定が原因でWebページの表示に問題が発生する場合があります。
GPUを無効に設定して、現象が改善されるか確認してください。

GPUレンダリングの設定を変更する場合は、以下の情報を参照してください。
Windows 11のMicrosoft EdgeでGPUレンダリングの設定を変更する方法

3. Microsoft Edgeの設定をリセットする

Microsoft Edgeを使用していると、初期状態から設定が変更され、Webページの表示に問題が発生することがあります。
Microsoft Edgeの設定をリセットし、初期状態に戻すことで動作が改善するか確認してください。

Microsoft Edgeの設定を初期状態に戻す方法については、以下の情報を参照してください。
Windows 11のMicrosoft Edgeで設定を初期状態に戻す方法

4. アドオンを無効にする

アドオンとは、Microsoft Edgeに追加でインストールして機能を拡張するプログラムのことで、ツールバーや検索機能などがあります。アドオンを有効に設定すると、Microsoft Edgeの機能が拡張されますが、Webページが正常に表示されなくなる場合があります。

以下の情報を参照し、アドオンを無効に設定してスクリプトエラーが表示されなくなるか確認してください。
Windows 11のMicrosoft Edgeで拡張機能（アドオン）を有効/無効に設定する方法