はじめに

Windows Update後に、文字変換が正常に表示されないなどの不具合が発生している場合は、以前のバージョンのMicrosoft IMEを使用するなどの方法で問題が解決する可能性があります。

ここで案内する対処方法の各項目を順に行い、変換候補が正常に表示されるか確認してください。

Windows 11の初期状態では、Microsoft IMEを使用して日本語入力を行います。そのほかのIMEを使用していて問題が発生した場合は、該当製品のWebページなどを確認し、必要な対処方法を行ってください。

※ Windows 11のアップデート状況によって、画面や操作手順、機能などが異なる場合があります。

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対処方法

Windows 11でMicrosoft IMEの変換候補が2つしか表示されない場合は、以下の対処方法を行ってください。

1. 以前のバージョンのMicrosoft IMEを使用する

Windows 11アップデート後に、Microsoft IMEで変換候補が2つしか表示されない場合は、「設定」画面から以前のバージョンのMicrosoft IMEを使用するように設定を変更して、問題が改善されるか確認してください。

以前のバージョンのMicrosoft IMEを使用するには、以下の情報を参照してください。
Windows 11で以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う方法

2. Microsoft IMEの設定を初期化する

Microsoft IMEの変換候補が2つしか表示されない場合は、Microsoft IMEの設定を初期化することで、問題が改善される場合があります。

以下の手順でMicrosoft IMEの設定を初期化して、変換候補が正常に表示されるか確認してください。
Windows 11のMicrosoft IMEでIMEの設定を既定値に戻す方法

3. 高速スタートアップを無効にして再起動する

Windows 11では、前回シャットダウン時のメモリや周辺機器などの情報を一時的に保存する、高速スタートアップが有効になっています。
この保存された情報を読み込むことでパソコンの起動は速くなりますが、Windows自体に問題が発生していたり、周辺機器の接続や設定の変更を行ったりすると、パソコンが正常に動作しなくなる場合があります。

高速スタートアップを無効にしてパソコンを再起動し、現象が改善されるか確認してください。
高速スタートアップを無効にするには、以下の情報を確認してください。
Windows 11で高速スタートアップを無効にする方法

4. 日本語IMEを再インストールする

上記の対処方法を行っても現象が改善されない場合は、日本語IMEを再インストールすることで問題が解決されるか確認します。
Microsoft IMEの使用言語から日本語の登録を削除し、再度追加することで変換候補が正常に表示されるか確認してください。

日本語IMEを再インストールする方法については、以下の情報を参照してください。
Windows 11のMicrosoft IMEで日本語を再インストールする方法

関連情報

• Windows 10でMicrosoft IMEの変換候補が2つしか表示されない場合の対処方法
• Windows 11のMicrosoft IMEで意図しない変換候補が表示される場合の対処方法
• パソコン用語集