Windows 11でパソコンの性能評価を確認する方法

Windows 11でパソコンの性能評価を確認する方法

Q&A番号:025068  更新日:2025/03/25
対象機種 LAVIE LAVIE
対象OS Windows 11 Home、他… すべて表示する    折りたたむ
Windows 11 Pro
Windows 11 Home
Windows 11 Pro

Q&A番号:025068  更新日:2025/03/25

Windows 11で、パソコンの性能評価を確認する方法について教えてください。

Windowsシステム評価ツールを実行することで、パソコン全体の性能や、搭載されている主要なハードウェアの個々の性能について、評価を確認できます。

Windowsシステム評価ツールを実行することで、パソコン全体の性能や、搭載されている主要なハードウェアの個々の性能について、評価を確認できます。

はじめに

ターミナル(管理者)またはコマンドプロンプトからWindowsシステム評価ツールを実行すると、パソコン全体の性能や、搭載されているCPUやグラフィックカードなど、主要なハードウェアの個々の性能について、評価を確認することができます。

ターミナル(管理者)でパソコンの性能評価を確認した状態(一例)
ターミナル(管理者)でパソコンの性能評価を確認した状態(一例)

評価は、1.0〜9.9の数字で表示され、数字が大きいほど高性能であることを示します。

個々のハードウェア評価のうち、最も低い値が、パソコン全体の評価として表示されます。
負荷の高い作業を実行する際は、評価が高いパソコンほど、高速に処理することができます。
評価が低いハードウェアを増設したり、より高性能なものに交換したりすることで、パソコンの処理能力の向上を図ることができます。

  • バッテリ駆動の場合は、Windowsシステム評価ツールは実行できません。
    ACアダプターを接続して操作を行ってください。

  • ハードディスクの空き領域が不足している場合、評価を完了できないことがあります。

  • コマンドプロンプトは、半角英数字で入力してください。大文字と小文字は区別されません。

※ Windows 11のアップデート状況によって、画面や操作手順、機能などが異なる場合があります。

LAVIEQ&A検索 - トップページ
バージョンWindows 10でパソコンの性能評価を確認する方法

操作手順

Windows 11でパソコンの性能評価を確認するには、以下の操作手順を行ってください。

1. ターミナル(管理者)で確認する場合

ターミナル(管理者)でパソコンの性能評価を確認するには、以下の操作手順を行ってください。

  1. 「スタート」を右クリックし、表示された一覧から「ターミナル(管理者)」をクリックします。
    「スタート」を右クリックし、表示された一覧から「ターミナル(管理者)」をクリックします
    ※ 「アイコン」(「Windows」キー)を押しながら「X」キーを押して、同様の操作が可能です。

    補足

    「ユーザーアカウント制御」が表示された場合は、「はい」をクリックします。
    「ユーザーアカウント制御」が表示された場合は、「はい」をクリックします
    ※ パスワード入力画面が表示された場合は、管理者アカウントのパスワードを入力します。

  2. 「管理者:Windows PowerShell」が表示されます。
    「Get-CimInstance Win32_WinSat」と入力して、「Enter」キーを押します。
    ※ 「Get-CimInstance」の後には半角スペースが入ります。
    「Get-CimInstance Win32_WinSat」と入力して、「Enter」キーを押します

  3. パソコンの性能評価が表示されたことを確認します。
    パソコンの性能評価が表示されたことを確認します
    ※ 性能評価については、補足を参照してください。

  4. 確認が完了したら、画面右上の「×」をクリックしてWindows PowerShellを閉じます。

以上で操作完了です。

2. コマンドプロンプトで確認する場合

コマンドプロンプトでパソコンの性能評価を確認するには、以下の操作手順を行ってください。

  1. 「スタート」をクリックし、画面右上にある「すべて」をクリックします。
    「スタート」をクリックし、画面右上にある「すべて」をクリックします

  2. 「すべて」が表示されます。
    「W」欄から「Windows ツール」をクリックします。
    「W」欄から「Windows ツール」をクリックします

  3. 「Windows ツール」が表示されます。
    「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。
    「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」をクリックします

    補足

    「ユーザーアカウント制御」が表示された場合は、「はい」をクリックします。
    「ユーザーアカウント制御」が表示された場合は、「はい」をクリックします
    ※ パスワード入力画面が表示された場合は、管理者アカウントのパスワードを入力します。

  4. 「管理者:コマンドプロンプト」が表示されます。
    「winsat formal -restart clean」と入力して、「Enter」キーを押します。
    ※ 「winsat」の後、「formal」の後、「-restart」の後にはそれぞれ半角スペースが入ります。
    「winsat formal -restart clean」と入力して、「Enter」キーを押します

  5. 「Windows システム評価ツール…」と表示されたら、評価完了までしばらく待ちます。
    「Windows システム評価ツール…」と表示されたら、評価完了までしばらく待ちます

  6. 「> 合計実行時時間…」と表示されたら、続けて「PowerShell」と入力し、「Enter」キーを押します。
    「> 合計実行時時間…」と表示されたら、続けて「PowerShell」と入力し、「Enter」キーを押します

  7. 「Get-CimInstance Win32_WinSat」と入力して、「Enter」キーを押します。
    ※ 「Get-CimInstance」の後には半角スペースが入ります。
    「Get-CimInstance Win32_WinSat」と入力して、「Enter」キーを押します

  8. パソコンの性能評価が表示されたことを確認します。
    パソコンの性能評価が表示されたことを確認します
    ※ 性能評価については、補足を参照してください。

  9. 確認が完了したら、画面右上の「×」をクリックしてコマンドプロンプトを閉じます。

以上で操作完了です。

補足

性能評価の項目(一部)については、以下のとおりです。

  • 「CPUScore」:CPUの1秒あたりの計算速度に対する評価を表します。
  • 「D3DScore」:ゲームなどの3Dグラフィック処理性能に対する評価を表します。
  • 「DiskScore」:ハードディスクのデータ転送速度に対する評価を表します。
  • 「GraphicsScore」:一般的な2Dグラフィック処理性能に対する評価を表します。
  • 「MemoryScore」:メモリの1秒あたりの処理速度に対する評価を表します。
  • 「WinSPRLevel」:パソコン全体の性能に対する評価を表します。

↑ページトップへ戻る

この情報はお役に立ちましたか?
お探しの情報ではなかった場合は、Q&A検索から他のQ&Aもお探しください。
LAVIEQ&A検索 - トップページ
LAVIEパソコン用語集