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印刷画面の「ファイルへ出力」について | ||
印刷画面の「ファイルへ出力」について |
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Q&A番号:003967 更新日:2023/06/08 |
印刷画面の「ファイルへ出力」について教えてください。 |
アプリケーションなどの印刷画面にある「ファイルへ出力」を設定すると、プリンターでは印刷されずに、印刷データがprn形式のファイルで出力されます。 |
アプリケーションで印刷を行う際に印刷画面が表示された場合は、画面に表示されている各項目から、印刷方法やプリンターの設定を詳細に行うことができます。
設定項目はアプリケーションによって異なりますが、「ファイルへ出力」という項目がある場合、設定を有効にすると「ファイルへ出力」画面が表示され、印刷が開始されないことがあります。
印刷画面の一例
「ファイルへ出力」項目を設定して印刷を行うと、プリンターにデータは送られず、prn形式のファイルが作成されます。このファイルは、プリンターに送信するデータをファイル化したもので、このファイルをプリンターに直接送信することで内容を印刷できます。
「ファイルへ出力」設定時に作成されるprn形式の印刷データ(例)
prn形式のファイルを印刷するためのアプリケーションは不要です。そのため、他人に印刷データを渡す場合などにprn形式のファイルでデータをやりとりすれば、相手のパソコンに同じアプリケーションがインストールされていなくても、印刷が可能です。
ただし、prnファイルは出力時に使用したプリンタードライバーに合わせて作成されます。そのため、prnファイルを印刷する際は、出力時のプリンタードライバーに適したプリンターを使用する必要があります。
prn形式のファイルを印刷するには、コマンドプロンプトを利用して行います。
ここで案内する操作手順を確認し、正常に印刷できるか確認してください。
※ お探しの情報ではない場合は、Q&A検索から他のQ&Aもお探しください。
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Windowsでprn形式のファイルを印刷するには、以下の操作手順を行ってください。
コマンドプロンプトを起動します。
※ 起動方法については、ご使用のWindows(OS)のバージョンに応じて、以下の該当する項目を確認してください。
Windows 10 / 8.1 / 8の場合
「Windows」キーを押しながら「X」キーを押し、表示された一覧から「コマンドプロンプト」をクリックします。
Windows 7 / Vistaの場合
「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」の順にクリックします。
Windows XP / 2000の場合
「スタートメニュー」→「プログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」の順にクリックします。
Windows Meの場合
「スタートメニュー」→「プログラム」→「アクセサリ」→「MS-DOSプロンプト」の順にクリックします。
Windows 98 Second Edition / 98 / 95の場合
「スタートメニュー」→「プログラム」→「MS-DOSプロンプト」の順にクリックします。
コマンドプロンプトが表示されたら、「copy prn (ファイル名) (プリンタポート名)」と入力して、「Enter」キーを押下します。
ここでは例として、「c:\data\test.prn」ファイルを「lpt1:」ポートに接続されたプリンターで印刷を行います。
※ プリンターポート名は、パソコンに直接接続されているプリンターであれば通常「lpt1:」、ネットワーク上のプリンターであれば「\\サーバー名\プリンター名」となります。
以上で操作完了です。
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