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ブルーレイディスク(BD)の種類と概要について | ||
ブルーレイディスク(BD)の種類と概要について |
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Q&A番号:009840 更新日:2022/07/20 |
ブルーレイディスク(BD)の種類と概要について教えてください。 |
ブルーレイディスク(Blu-ray Disc)は、CD、DVDに続く光ディスクメディアです。ここでは、ブルーレイディスク(BD)のディスクやドライブについて、また一般的なBDの再生互換性について案内します。 |
これまでのCDやDVDに比べ、大容量や高音質の記録を可能にしたのが「ブルーレイディスク(BD)」です。このため、デジタルハイビジョン放送の大容量データも、画質を落とすことなく記録することができます。
お使いのパソコンで、BDに保存されたデータを読み込んだり、BDにデータを書き込むには、BDドライブが必要です。
また、BDの種類によっては、ディスクの規格に対応していないBDドライブでの読み込みや書き込みができない場合があります。
BDやBDドライブの詳細については、本体添付のマニュアル(ユーザーズマニュアルなど)や、お使いのパソコンを案内しているカタログなどを確認してください。
マニュアルやカタログはWebからも検索できます。以下の情報を参照してください。
電子マニュアルビューア
※ 一部NEC製パソコンの初期状態では、DVD/ブルーレイディスクの動画を再生するアプリがインストールされていません。
DVD/ブルーレイディスクが再生可能なアプリを別途インストールする必要があります。
BDとBDドライブの種類や概要、再生互換性などについて、次の項目を確認してください。
BDには、大きく分けて以下の種類があります。
ファイルシステム:UDF2.6
容量25GB
一度だけ書き込みができるディスクです。書き換えができないため、長期保存などに適しています。データ自体を削除しても容量は戻りません。容量に空きがあれば追記は可能です。
書き込み可能なBDドライブではほとんど対応しています。読み込み専用のBDドライブでは読み込みのみ可能です。
BD-Rには、以下のその他の規格があります。
容量50GB
BD-Rの容量が2倍になったディスクです。データを記録する面が2層構造になっています。
この規格に対応したBDドライブでないと書き込み、読み込みができませんが、ほとんどのBDドライブで対応しています。
3層の容量100GB/4層の容量128GB
BD-Rの容量が大幅にアップしたディスクです。データを記録する面が3層または4層構造になっています。
この規格に対応したBDドライブでないと書き込み、読み込みができません。
容量25GB
低価格で製造するために有機色素を使用したディスクです。
この規格に対応したBDドライブでないと書き込み、読み込みができません。
ファイルシステム:UDF2.5
容量25GB
繰り返し書き込みができるディスクです。書き換えも削除も可能です。
書き込み可能なBDドライブではほとんど対応しています。読み込み専用のBDドライブでは読み込みのみ可能です。
BD-REには、以下のその他の規格があります。
容量50GB
BD-REの容量が2倍になったディスクです。データを記録する面が2層構造になっています。
この規格に対応したBDドライブでないと書き込み、読み込みができませんが、ほとんどのBDドライブで対応しています。
容量100GB
BD-REの容量が大幅にアップしたディスクです。データを記録する面が3層構造になっています。
この規格に対応したBDドライブでないと書き込み、読み込みができません。
読み込み専用のディスクです。書き込みはできません。ほとんどのBDドライブで読み込みできます。
補足
BDには、「ビデオ用/録画用」や「データ用」と書かれているものがあります。
「ビデオ用/録画用」には、価格に私的録画補償金が含まれており、テレビ番組の録画に適しています。パッケージに録画時間などが記載されています。
「データ用」は、パソコンのデータをバックアップする場合などに適しています。パッケージに容量が記載されています。
表記上の違いはありますが、ビデオ用/録画用とデータ用の構造やフォーマットは同じです。
「ブルーレイディスクドライブ(BDドライブ)」は、従来のDVDスーパーマルチドライブの機能に加え、ブルーレイディスク(BD)の規格にも対応した光ディスクドライブです。
お使いのパソコンにBDドライブが内蔵されている場合、または外付けBDドライブを接続している場合、BDを読み取ったり、BDに書き込みをすることができます。
※ マニュアルなどの「ドライブ」の欄に「ブルーレイディスクドライブ(BDXL対応)」などと記載があれば、BDドライブが内蔵されています。
BDとBDドライブの再生互換性については、基本的に最新機種であればほとんど互換性があります。
※ 一部、古いタイプのBDドライブで、再生するBDの規格が対応していない場合は、再生できないことがあります。
BDでは、DVDで行うような「ファイナライズ(多くの機種で再生できるようにする処理)」は不要です。
録画したBDは、そのままで再生可能ですが、一部のBDレコーダーやパソコンでは、BDの記録形式が対応していないため再生できないことがあります。
※ BDの記録形式には、BDMV形式/BDAV形式/AVCHD形式/AVCREC形式などがあります。
海外仕様のBD-ROMは、リージョンコード(再生できる地域を制限することを目的とした情報)やカラーテレビ方式(世界各国でのカラー映像信号の規格)の違いなどにより、再生できない場合があります。
カートリッジタイプのBD(BD-RE Ver.1.0規格)には対応していない場合があります。
※ カートリッジタイプとは、ディスクを保護するためにプラスチックで覆われているものです。
使用するBDの種類によっては、一部の読み取り/書き込み速度に対応していない場合があります。
一部のパソコンでは、BD-R LTH TYPEのディスクには対応していない場合があります。
※ 2010年4月発表以前のBDドライブ搭載モデルの一部は、LTHに対応していません。
また、LTHに対応するためのNECサポートプログラムが更新されている場合がありますので、以下の情報を参照してください。
ダウンロード
NECサポートプログラムの使い方
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