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Windows 7で偽セキュリティ対策ソフトが表示される場合の対処方法 | ||
Windows 7で偽セキュリティ対策ソフトが表示される場合の対処方法 |
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Q&A番号:014722 更新日:2024/09/02 |
Windows 7で、偽セキュリティ対策ソフトが表示される場合の対処方法について教えてください。 |
偽セキュリティ対策ソフトと思われる画面が表示された場合は、その後の操作を止めて、まず以下の対処方法を確認してください。 |
偽セキュリティ対策ソフトとは、個人情報の不正取得を目的とした悪意のあるソフトウェアのことで、「ミスリーディングアプリケーション(Misleading Application)」「偽ウイルス対策ソフトの押し売り」などともいいます。
ウイルス対策ソフトと称し「無料でパソコンを診断します。」といった内容のWeb広告でユーザーを誘い、インストールして診断をすると「ウイルスに感染している」といった内容の警告画面を表示し不安を煽り、有償のウイルス対策ソフトの購入を促すことがあります。これらは「偽セキュリティ対策ソフト」などと呼ばれ、安易にインストールすることで、具体的な金銭被害に遭ったり、その後のアンインストールが非常に難しい場合などもあり、大変危険です。
情報処理推進機構(IPA)では、パソコン利用者に注意喚起を実施しています。
以下の情報より、ウイルス対策や不正アクセス対策の届出状況などを参照してください。
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA) - 情報セキュリティ対策
警告画面や有償のウイルス対策ソフトの購入を促す画面は、個人情報を入力して送信するまで表示が止まらないことがあります。
個人情報を入力してしまうと、クレジットカード番号などが不正取得されて、悪用されるおそれがあります。
一例ですが、偽セキュリティ対策ソフトのインストールなどを行うと、以下のようなことがあります。
※ 偽セキュリティ対策ソフトは、フリーソフトなどと一緒にインストールされてしまう場合もあります。
警告画面や購入を促す画面が消えない場合は、以下の情報を参照し、タスクマネージャーから終了できるか確認してください。
Windows 7で起動しているアプリケーションを強制終了する方法
Windows 7で偽セキュリティ対策ソフトが表示される場合は、以下の対処方法を行ってください。
以下の項目を順に確認してください。
※ トラブルの解決を保証するものではありません。
正規のウイルス対策ソフトでウイルスチェックを行ってください。
ウイルスに感染している場合は、画面の指示に従ってウイルスを駆除してください。
ウイルス対策ソフトの操作/設定方法については、メーカーにお問い合わせください。
偽セキュリティ対策ソフトがインストールされている可能性がある場合は、削除(アンインストール)することで改善される可能性があります。
偽セキュリティ対策ソフトなどを削除するには、以下の情報を参照してください。
Windows 7のコントロールパネルからアプリケーションを削除する方法
対処方法「2. 偽セキュリティ対策ソフトを削除(アンインストール)する」で削除ができない場合は、システムの復元を行うと、偽セキュリティ対策ソフトをインストールする前の正常な状態にパソコンが戻る可能性があります。
システムの復元については、以下の情報を参照してください。
Windows 7でシステムの復元を使用してパソコンを以前の状態に戻す方法
上記の対処方法1〜3を行えない場合は、セーフモードでパソコンを起動して、対処方法1から順に作業を行ってください。
セーフモードでパソコンを起動するには、以下の情報を参照してください。
Windows 7をセーフモードで起動する方法
パソコンをシャットダウンできない場合は、パソコンの電源を強制的に切って、セーフモードで起動してください。
Windows 7でパソコンを強制終了する方法は、以下の情報を参照してください。
Windows 7でフリーズしたパソコンを強制終了する方法
上記の対処方法1〜4で改善されない場合は、再セットアップを行う必要があります。
※ 再セットアップを行うと、パソコンは購入時の状態に戻りますが、パソコンに保存しているデータや設定の内容は消えてしまいます。
再セットアップについては、以下の情報を参照してください。
再セットアップの概要(Windows 7)
偽セキュリティ対策ソフトのように、インターネットを利用した詐欺は様々あります。
また、詐欺の手口はどんどん変化することが予想されます。
今後の対策としては、以下の情報を参照してください。
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