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Word 2016で標準テンプレートの設定を元に戻す方法 | ||
Word 2016で標準テンプレートの設定を元に戻す方法 |
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Q&A番号:020444 更新日:2018/08/30 |
Word 2016で、標準テンプレートの設定を元に戻す方法について教えてください。 |
変更した標準テンプレートの設定を元に戻したい場合は、該当のファイルを開き、名前の変更を行います。 |
Word 2016では、標準テンプレートの書式設定やフォントなどを変更して保存すると、新しく作成する文書すべてに適用されます。
標準テンプレートの変更は「Normal.dotm」ファイルに書き込まれます。
「Normal.dotm」ファイルの名前を変更することで、新しい「Normal.dotm」ファイルが自動作成され、標準テンプレートの設定を元に戻すことができます。
ここでは例として、標準テンプレートが変更されている場合に、「Normal.dotm」ファイルをリネームして設定を元に戻す手順を案内します。「Normal.dotm」ファイルは、名前変更のほか、移動や削除して自動作成することもできます。
「Normal.dotm」は、拡張子を表示する設定を有効にしていない場合は、「Normal」と表示されます。
※ 拡張子とは「.」以降のファイルの種類を表す英数字です。
Word 2016で標準テンプレートの設定を元に戻すには、以下の操作手順を行ってください。
※ Windows 10の画面で案内していますが、Windows 8.1でも同様の操作が可能です。
「Windows」キーを押しながら「X」キーを押し、表示された一覧から「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
「ファイル名を指定して実行」が表示されます。
「名前」ボックスに「C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Microsoft\Templates」と入力し、「OK」をクリックします。
「Templates」が表示されます。
フォルダー内の「Normal.dotm」ファイルを右クリックし、一覧から「名前の変更」をクリックします。
※ 名前の変更を行う場合は、Word が起動していないことを確認してください。
補足
拡張子を表示する設定を有効にしていない場合は、「Normal.botm」ファイルの名前は「Normal」と表示されます。
拡張子を表示する方法については、以下の情報を参照してください。
Windows 10でファイルの拡張子を表示する方法
任意のファイル名を入力します。
ここでは例として、「Normal_old.dotm」と名前を変更します。
Wordを起動し、新規のファイルを開きます。
「Templates」内に、新しい「Normal.dotm」ファイルが作成されたことを確認します。
以上で操作完了です。
Wordの標準テンプレートの設定が元に戻っていることを確認してください。
補足
ファイル名を変更した古いファイルが不要な場合は、Wordが正常に起動することを確認して削除してください。
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