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Windows 10の再セットアップメディア・回復ドライブ・システム修復ディスクの違いについて | ||
Windows 10の再セットアップメディア・回復ドライブ・システム修復ディスクの違いについて |
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Q&A番号:020593 更新日:2024/08/20 |
Windows 10の再セットアップメディア・回復ドライブ・システム修復ディスクの違いについて教えてください。 |
パソコンのトラブルに備えて「再セットアップメディア」「回復ドライブ」「システム修復ディスク」を作成しておくと、パソコンの再セットアップや修復などを行うことができます。 |
Windows 10では、Windowsの復旧や修復を目的として、「再セットアップメディア」「回復ドライブ」「システム修復ディスク」を作成できます。
再セットアップメディアと回復ドライブは、パソコンを初期化したいときに使用します。
システム修復ディスクは、パソコンに問題が発生したときに、パソコンの修復作業を行うために使用します。
ここでは、それぞれの機能や用途について説明します。
再セットアップメディアは、再セットアップメディア作成ツールを使用して、DVDやブルーレイディスクに作成します。
パソコンに問題が発生したとき、再セットアップメディアを使用してパソコンを再セットアップすると、パソコン購入時の状態に戻すことができます。
パソコンが起動しなくなった場合に備えて、事前に再セットアップメディアを作成することをおすすめします。
※ Windows 10 Sがプリインストールされているパソコンでは、再セットアップメディアは作成できません。
なお、再セットアップを行うと、パソコン購入後にインストールしたアプリや、作成したファイルは削除されます。
また、Windows Updateでインストールされた更新プログラムも削除され、パソコン購入時の状態に戻るため、再セットアップ後、再度Windows Updateを行う必要があります。
再セットアップメディアを作成する方法については、以下の情報を参照してください。
Windows 10で再セットアップメディアを作成する方法(2018年10月以降発表機種)
Windows 10で再セットアップメディアを作成する方法(2018年7月以前発表機種)
回復ドライブは、Windows 10の機能を利用して、USBメモリに作成します。
Windowsに問題が発生したとき、回復ドライブを使用することでパソコンを初期化できます。
回復ドライブで初期化した場合、パソコン購入時の状態には戻らず、回復ドライブ作成時の約1か月前までに適用された更新プログラムを含めた状態で、Windowsが復元されます。
ただし、パソコンを購入後に手動でインストールしたアプリや、作成したファイルは削除されます。
回復ドライブを作成後、Windowsの動作に必要なシステムファイルが破損していると、初期化が正常に完了しない場合があります。
再セットアップメディアを作成できるパソコンでは、再セットアップメディアを併せて作成することをおすすめします。
回復ドライブを作成する方法については、以下の情報を参照してください。
Windows 10で回復ドライブを作成する方法
システム修復ディスクは、Windows 10の機能を利用して、DVDやブルーレイディスクに作成します。
Windowsに問題が発生したとき、システム修復ディスクからパソコンを起動することで、修復やシステムの復元などWindowsを回復するためのオプション画面を表示できます。
システム修復ディスクは、パソコンのトラブルシューティングを行うツールのため、単体ではパソコンの初期化や再セットアップを行うことができません。
システム修復ディスクから「イメージでシステムを回復する」を行うには、別途Windowsの動作に必要なファイルをコピーした「システムイメージ」を作成する必要があります。
システム修復ディスクやシステムイメージを作成するには、以下の情報を参照してください。
Windows 10でシステム修復ディスクを作成する方法
Windows 10でシステムイメージを作成しパソコン全体をバックアップする方法
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