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Excel 2016でマクロ機能を使用して操作を記録する方法 | ||
Excel 2016でマクロ機能を使用して操作を記録する方法 |
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Q&A番号:020920 更新日:2021/03/31 |
Excel 2016で、マクロ機能を使用して操作を記録する方法について教えてください。 |
マクロ機能を使用することで、繰り返し行う操作を記録して作業を自動化できます。 |
「マクロ」とは、複数の操作手順を記録して、その一連の操作を自動的に実行することができる機能です。
Excel 2016で同じ操作を繰り返し行う場合、マクロ機能を使用することでマクロに登録した操作を必要なときに呼び出し、何度でも繰り返し実行することができます。
マクロを実行して作業を自動化することで、作業時間を短縮する効果があります。
マクロを記録したファイルを保存するには、「マクロ有効ブック」として保存する必要があります。
マクロ作成時、マクロには操作内容と一緒に「セルの情報」と「シートの情報」といった固定の情報が記録されます。そのため、ほかのファイルでマクロ機能を使用する場合は、マクロを作成したシートと同一のシート名やセルの構成である必要があります。
※ Officeのアップデート状況によって、画面や操作手順、機能などが異なる場合があります。
※ Office製品の詳細については、Microsoft社に確認してください。
Microsoft Office ヘルプとトレーニング
Excel 2016でマクロ機能を使用して操作を記録するには、以下の操作手順を行ってください。
以下の項目を順に確認してください。
マクロの記録を行うには、以下の操作手順を行ってください。
マクロを記録したいファイルを表示します。
リボンから「表示」タブをクリックし、「マクロ」グループから「マクロ」の文字部分をクリックします。
表示された一覧から「マクロの記録」をクリックします。
「マクロの記録」が表示されます。
「マクロ名」ボックスに任意の名前を入力して、「OK」をクリックします。
ここでは例として、「番号の昇順整列」と入力します。
補足
「ショートカットキー」欄の入力ボックスに任意の英字を入力することで、ショートカットキーの操作でマクロを使用することができます。
ショートカットキーは、「Ctrl」キーと入力した任意の英字を同時に押すことで実行されます。
マクロとして記録したい操作を行います。
ここでは例として、「A」列の値を昇順で並べ替える操作を記録します。
リボンから「表示」タブをクリックし、「マクロ」グループから「マクロ」の文字部分をクリックし、表示された一覧から「記録終了」をクリックします。
以上で操作完了です。
マクロを実行するには「2. 記録したマクロを実行する方法」の操作を行ってください。
記録したマクロを実行するには、以下の操作手順を行ってください。
マクロを記録したファイルを表示します。
リボンから「表示」タブをクリックし、「マクロ」グループから「マクロ」のアイコン部分をクリックします。
「マクロ」が表示されます。
「マクロ名」ボックスから作成したマクロをクリックし、「実行」をクリックします。
ここでは例として、「番号の昇順整列」を実行します。
以上で操作完了です。
マクロが実行されたことを確認してください。
マクロを記録したファイルを保存するには、以下の操作手順を行ってください。
リボンから「ファイル」タブをクリックします。
「名前を付けて保存」をクリックし、保存する場所をクリックします。
ここでは例として、「このPC」の「ドキュメント」をクリックします。
補足
保存したいフォルダーが表示されていない場合は、「参照」をクリックして保存先を表示し、手順3に進みます。
「名前を付けて保存」が表示されます。
「ファイル名」ボックスに任意の名前を入力し、「ファイルの種類」ボックスをクリックして、表示された一覧から「Excelマクロ有効ブック」をクリックします。
「保存」をクリックします。
以上で操作完了です。
ファイルが保存されたことを確認してください。
補足
ファイルの種類を「Excelマクロ有効ブック」以外の形式で保存すると、「次の機能はマクロなしのブックに保存できません。…」というメッセージが表示されます。
上記のメッセージで「はい」をクリックすると、記録したマクロの情報は保存されません。
マクロを保存するには、「いいえ」をクリックして、「Excelマクロ有効ブック」形式で保存してください。
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