Windows 11で回復ドライブを作成する方法

Windows 11で回復ドライブを作成する方法

Q&A番号:022998  更新日:2024/02/21
対象機種 LAVIE LAVIE
対象OS Windows 11 Home、他… すべて表示する    折りたたむ
Windows 11 Pro
Windows 11 Home
Windows 11 Pro

Q&A番号:022998  更新日:2024/02/21

Windows 11で、回復ドライブを作成する方法について教えてください。

回復ドライブを作成しておくと、正常に起動しないパソコンを初期状態に戻したり、トラブルシューティングを行ったりすることができます。

回復ドライブを作成しておくと、正常に起動しないパソコンを初期状態に戻したり、トラブルシューティングを行ったりすることができます。

はじめに

パソコンに問題が発生した場合、Windowsが正常に起動できなくなることがあります。
あらかじめ回復ドライブを作成しておくことで、OSが起動しない場合でも回復ドライブからWindowsを回復するためのツールを起動させて、トラブルシューティングを行いパソコンを修復できる可能性があります。

回復ドライブ作成時に、回復パーティションをバックアップすることもできます。
回復パーティションとは、パソコンを初期状態に戻すためのデータやプログラムが保存されている領域です。
パソコンに回復パーティションが作成されている場合は、回復ドライブにバックアップしておくことで、回復ドライブからパソコンを初期状態や以前の状態に戻すことができます。

※ Windows 11のアップデート状況によって、画面や操作手順、機能などが異なる場合があります。

※ お探しの情報ではない場合は、Q&A検索から他のQ&Aもお探しください。
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操作手順

Windows 11で回復ドライブを作成するには、以下の操作手順を行ってください。

以下の項目を順に確認してください。

1. 注意事項

回復ドライブを作成する前に、以下の注意事項を確認してください。

  • 回復ドライブの作成には、必要な容量を備えたUSBメモリが必要です。

  • 回復ドライブはドライブ全体のファイルをコピーするため、長時間かかる場合があります。
    時間に余裕のある際に作業を行ってください。

  • ノートパソコンで作成する場合は、ACアダプターを使用してください。

  • 回復ドライブを保存するUSBメモリ内のデータはすべて初期化されます。
    必要なデータはあらかじめバックアップを取ってください。

  • NTFS形式でフォーマットされているUSBメモリを使用しても、回復ドライブはFAT32形式で作成されます。

2. 作成前の準備

回復ドライブを作成する前に、以下の準備を行ってください。

  • 回復ドライブの作成に必要な容量を備えたUSBメモリを用意してください。
    ※ 必要なUSBメモリの容量については、「3. 回復ドライブを作成する」の手順9で確認することができます。

  • 回復ドライブを作成するには管理者アカウントでサインインするか、管理者アカウントのパスワードが必要になります。

  • 回復ドライブを正常に作成するため、ブラウザーやウイルス対策ソフトなど起動しているアプリはすべて終了します。また、作成中にスクリーンセーバーやスリープ、TV機能などがオンにならないよう、あらかじめ設定を確認してください。

  • パソコンをインターネットに接続している場合は、LANケーブルを取り外すか、無線LAN機能をオフにします。
    無線LANをオフにするには、以下の情報を参照してください。
    Q&AWindows 11で無線LAN機能をオン/オフに切り替える方法

3. 回復ドライブを作成する

Windows 11で回復ドライブを作成するには、以下の操作手順を行ってください。

  1. 「スタート」をクリックし、画面右上にある「すべてのアプリ」をクリックします。
    「スタート」をクリックし、画面右上にある「すべてのアプリ」をクリックします

  2. 「すべてのアプリ」が表示されます。
    「W」欄の「Windowsツール」をクリックします。
    「W」欄の「Windowsツール」をクリックします

  3. 「Windowsツール」が表示されます。
    「コントロールパネル」をダブルクリックします。
    「コントロールパネル」をダブルクリックします

  4. 「コントロールパネル」が表示されます。
    「表示方法」が「カテゴリ」になっていることを確認し、「システムとセキュリティ」欄の「コンピューターの状態を確認」をクリックします。
    ※ 表示方法がアイコンの場合は「回復」をクリックし、手順6へ進みます。
    「表示方法」が「カテゴリ」になっていることを確認し、「システムとセキュリティ」欄の「コンピューターの状態を確認」をクリックします

  5. 「セキュリティとメンテナンス」が表示されます。
    「回復」をクリックします。
    「回復」をクリックします

  6. 「回復」が表示されます。
    「回復ドライブの作成」をクリックします。
    「回復ドライブの作成」をクリックします

    補足

    「ユーザーアカウント制御」が表示された場合は、「はい」をクリックします。
    「ユーザーアカウント制御」が表示された場合は、「はい」をクリックします
    ※ パスワード入力画面が表示された場合は、管理者アカウントのパスワードを入力します。

  7. 「回復ドライブの作成」が表示されます。
    「システムファイルを回復ドライブにバックアップします。」にチェックが入っていることを確認し、「次へ」をクリックします。
    「システムファイルを回復ドライブにバックアップします。」にチェックが入っていることを確認し、「次へ」をクリックします

    補足

    • チェックを入れることで、回復パーティションがコピーされ、回復ドライブを使用してパソコンを初期状態に戻すことができます。

    • パソコンに回復パーティションが保存されていない場合はチェックボックスは灰色で表示され、チェックを入れることができません。

  8. 「お待ちください」と表示されるのでしばらく待ちます。
    しばらく待ちます

    補足

    「回復ドライブを作成できません」というメッセージが表示された場合、Windows Updateを実行することで問題が解決される可能性があります。
    ※ バージョン更新を伴うアップデートを実行すると、機能や画面の表示などが変更される場合があります。
    「回復ドライブを作成できません」というメッセージが表示された場合、Windows Updateを実行することで問題が解決される可能性があります

    Windows Updateを手動で行うには、以下の情報を参照してください。
    Q&AWindows 11のWindows Updateを手動で行う方法

  9. 「USBフラッシュドライブの接続」が表示されます。
    回復ドライブの作成に使用するUSBメモリをパソコンに接続します。
    ※ 使用するUSBメモリがすでにパソコンに接続されている場合は、この画面が表示されず手順10へ進みます。
    回復ドライブの作成に使用するUSBメモリをパソコンに接続します

    補足

    • 表示されている容量以上のUSBメモリを使用してください。
      ※ 実際に必要な容量は、表示されている容量より多くなることがあります。

    • USBメモリを接続しても、手順10の画面が表示されない場合は、再セットアップメディアを作成してから、再度回復ドライブの作成を行ってください。

      再セットアップメディアを作成する方法については、以下の情報を参照してください。
      Q&AWindows 11で再セットアップメディアを作成する方法

  10. 「USBフラッシュドライブの選択」が表示されます。
    「使用可能なドライブ」欄から使用するドライブ名をクリックし、「次へ」をクリックします。
    「使用可能なドライブ」欄から使用するドライブ名をクリックし、「次へ」をクリックします

  11. 「回復ドライブの作成」が表示されます。
    USBメモリ上に必要なデータが保存されていないことを確認し、「作成」をクリックします。
    ※ 回復ドライブを作成すると、USBメモリ上に保存されているデータはすべて削除されます。
    USBメモリ上に必要なデータが保存されていないことを確認し、「作成」をクリックします

  12. 「回復ドライブを作成中」と表示されるのでしばらく待ちます。
    ※ ドライブの作成には長時間かかる場合があります。
    「回復ドライブを作成中」と表示されるのでしばらく待ちます

  13. 回復ドライブの作成が完了すると、「回復ドライブの準備ができました」と表示されるので「完了」をクリックします。
    回復ドライブの作成が完了すると、「回復ドライブの準備ができました」と表示されるので「完了」をクリックします

以上で操作完了です。

タスクバーからエクスプローラーを開いて、回復ドライブが作成されたことを確認してください。
タスクバーからエクスプローラーを開いて、回復ドライブが作成されたことを確認してください

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