はじめに

Windows 11では、エクスプローラーのファイルやフォルダーに、以下のようなアイコンが表示される場合があります。

OneDriveのファイルオンデマンド機能が有効な場合、このアイコンによって、インターネット上のOneDriveとパソコン上のOneDriveの同期状況を識別できます。
ファイルオンデマンドとは、インターネット上にファイルを保存する機能で、パソコンのファイル容量を抑えることができます。
また、インターネット上に保存されているため、タブレットやスマートフォンなどの携帯機器からもファイルやフォルダーの閲覧、編集などを行うことができます。

パソコン上のOneDrive（一例）

インターネット上のOneDrive（一例）

※ Windows 11のアップデート状況によって、画面や操作手順、機能などが異なる場合があります。

※ お探しの情報ではない場合は、Q&A検索から他のQ&Aもお探しください。
Q&A検索 - トップページ
パソコン用語集

説明

Windows 11でファイルやフォルダーに表示されている雲やチェックマークなどのアイコンについて説明します。

ファイルやフォルダーの横に表示されるアイコンは、OneDriveとパソコンの同期状態によって異なります。
各アイコンの意味については、以下の説明を参照してください。

雲のマーク

「」マークが表示されている場合は、ファイルがインターネット上にのみ保存されている状態です。
このマークが表示されているファイルは、パソコンのディスク容量を消費しません。

このファイルをパソコン上で使用するには、インターネットに接続している必要があります。

白地のチェックマーク

「」マークが表示されている場合は、インターネットとパソコンの両方に保存されている状態です。
インターネット接続に関係なくファイルを使用することができますが、パソコンのディスク容量が消費されます。

インターネット接続時に「」マークが表示されているファイルを使用すると、ファイルがパソコンにダウンロードされ、マークが「」から「」に変わります。

緑地のチェックマーク

「」マークは、OneDrive上に保存されているファイルを右クリックして、表示された一覧から「このデバイス上に常に保持する」をクリックしてチェックを付けたファイルに表示されます。

このマークが表示されているファイルは、インターネットに接続していなくても、常にパソコン上で使用することができます。
インターネット上に保存されているファイルはすべてパソコン上にも同時に保存されるため、パソコンのディスク容量が消費されます。

矢印マーク

「」マークは、OneDriveがインターネットとパソコンでファイルを同期している際に表示されます。

「×」マーク

「」マークは、OneDriveの容量不足などが原因で、インターネット上とパソコン上でファイルが同期できていない場合に表示されます。
エクスプローラーにファイルが表示されていても、インターネット上のOneDriveには保存されていません。
OneDriveの容量が不足している場合、不要なデータを削除したり、OneDriveの容量を購入したりするなどして、空き容量を増やす必要があります。

タスクバーにあるOneDriveのアイコンをクリックし、同期ができていないファイルに関するエラーメッセージやエラーコードを元に対処を行ってください。
OneDriveのエラーメッセージ、エラーコードについては、以下の情報を参照してください。
Microsoft - OneDrive のエラー コードの意味は?

関連情報

• Windows 11でエクスプローラーからOneDriveのファイルの状態を確認する方法
• Windows 11でOneDriveのファイルオンデマンドを有効/無効に設定する方法

• パソコン用語集