Excel 2021でファイルにパスワードを設定する方法

Excel 2021でファイルにパスワードを設定する方法

Q&A番号:023853  更新日:2023/05/12
対象機種 LAVIE LAVIE
対象OS Windows 11 Home、他… すべて表示する    折りたたむ
Windows 11 Pro
Windows 11 Home
Windows 11 Pro

Q&A番号:023853  更新日:2023/05/12

Excel 2021で、ファイルにパスワードを設定する方法について教えてください。

作成したファイルにパスワードを設定すると、他人の閲覧や編集を制限することができます。

作成したファイルにパスワードを設定すると、他人の閲覧や編集を制限することができます。

はじめに

Excel 2021では、ファイルを開く際の「読み取りパスワード」と、ファイルを編集する際の「書き込みパスワード」を設定することができます。
パスワードを設定することで、ファイルのセキュリティが強化されます。

※ 設定したパスワードを忘れてしまうと、ファイルの読み取りや書き込みができなくなります。パスワードは忘れないようにメモなどをして管理してください。

※ Officeのアップデート状況によって、画面や操作手順、機能などが異なる場合があります。

※ Office製品の詳細については、Microsoft社に確認してください。
外部サイトMicrosoft Office ヘルプとトレーニング

操作手順

Excel 2021でファイルにパスワードを設定するには、以下の操作手順を行ってください。

1. ファイルにパスワードを設定する方法

ファイルにパスワードを設定するには、以下の操作手順を行ってください。

  1. パスワードを設定するファイルを開き、リボンから「ファイル」タブをクリックします。
    パスワードを設定するファイルを開き、リボンから「ファイル」タブをクリックします

  2. 「名前を付けて保存」をクリックし、保存先をクリックします。
    ここでは例として、保存先として「デスクトップ」をクリックします。
    「名前を付けて保存」をクリックし、保存先をクリックします

  3. 「名前を付けて保存」が表示されます。
    画面下部の「ツール」をクリックして、表示された一覧から「全般オプション」をクリックします。
    画面下部の「ツール」をクリックして、表示された一覧から「全般オプション」をクリックします

  4. 「全般オプション」が表示されます。
    「ファイルの共有」欄の「読み取りパスワード」ボックスと「書き込みパスワード」ボックスに任意のパスワードを入力して、「OK」をクリックします。
    ※ 読み取りパスワードと書き込みパスワードは、個別にパスワードを設定することもできます。

    • 読み取りパスワード : ファイルを開く際のパスワードを設定します。
    • 書き込みパスワード : ファイルを編集する際のパスワードを設定します。

    ここでは例として、読み取りパスワードと書き込みパスワードを同時に設定します。
    「読み取りパスワード」ボックスと「書き込みパスワード」ボックスに任意のパスワードを入力して、「OK」をクリックします

    補足

    「読み取り専用を推奨する」にチェックを入れると、ファイルを開く際に読み取り専用で開くか確認メッセージが表示されます。
    「はい」をクリックすると、パスワード入力に関係なくファイルが読み取り専用で開くため、上書き保存はできません。「いいえ」をクリックすると、上書き保存ができます。
    「はい」をクリックすると上書き保存ができず、「いいえ」をクリックすると、上書き保存ができます

  5. 「パスワードの確認」が表示されます。
    設定したパスワードを再度入力して、「OK」をクリックします。

    読み取りパスワードの確認
    読み取りパスワードの確認

    書き込みパスワードの確認
    書き込みパスワードの確認
    ※ 書き込みパスワードはファイルの編集を制限する機能です。

  6. 「名前を付けて保存」画面に戻ったら、「ファイル名」ボックスに任意のファイル名を入力して、「保存」をクリックします。
    ここでは例として、「test」と入力します。
    「名前を付けて保存」画面に戻ったら、「ファイル名」ボックスに任意のファイル名を入力して、「保存」をクリックします

以上で操作完了です。

パスワードが設定できているか、「2. パスワードを設定したファイルを開く方法」を参照して、確認してください。

2. パスワードを設定したファイルを開く方法

パスワードを設定したファイルを開くには、以下の操作手順を行ってください。

  1. パスワードを設定しているファイルを開きます。

  2. 「パスワード」が表示されます。
    「パスワード」ボックスに設定したパスワードを入力して、「OK」をクリックします。

    読み取りパスワードを設定した場合
    読み取りパスワードを設定した場合

    書き込みパスワードを設定した場合
    書き込みパスワードを設定した場合
    ※ ファイルの編集をしない場合は、「読み取り専用」をクリックします。

    補足

    入力したパスワードが間違っていると、「入力したパスワードが間違っています。…」というメッセージが表示されます。
    「OK」をクリックし、再度ファイルを開いて、正しいパスワードを入力してください。
    入力したパスワードが間違っていた場合は「OK」をクリックし、再度ファイルを開いて、正しいパスワードを入力してください

以上で操作完了です。

3. パスワードを解除する方法

ファイルに設定したパスワードを解除するには、以下の操作手順を行ってください。

  1. パスワードを設定するファイルを開き、リボンから「ファイル」タブをクリックします。
    パスワードを設定するファイルを開き、リボンから「ファイル」タブをクリックします

  2. 「名前を付けて保存」をクリックし、保存先をクリックします。
    ここでは例として、保存先として「デスクトップ」をクリックします。
    「名前を付けて保存」をクリックし、保存先をクリックします

  3. 「名前を付けて保存」が表示されます。
    画面下部の「ツール」をクリックして、表示された一覧から「全般オプション」をクリックします。
    画面下部の「ツール」をクリックして、表示された一覧から「全般オプション」をクリックします

  4. 「全般オプション」が表示されたら、「読み取りパスワード」および「書き込みパスワード」ボックスを空欄にし、「OK」をクリックします。
    「全般オプション」が表示されたら、「読み取りパスワード」および「書き込みパスワード」ボックスを空欄にし、「OK」をクリックします
    ※ 「読み取り専用を推奨する」のチェックが入っている場合は、必要に応じてチェックを外します。

  5. 「名前を付けて保存」画面に戻ったら、ファイル名を変更せずに「保存」をクリックします。
    「名前を付けて保存」画面に戻ったら、ファイル名を変更せずに「保存」をクリックします

  6. 「(ファイル名)は既に存在します。上書きしますか?」というメッセージが表示されたら、「はい」をクリックします。
    「(ファイル名)は既に存在します。上書きしますか?」というメッセージが表示されたら、「はい」をクリックします

以上で操作完了です。

パスワードを入力せずにファイルが開けることを確認してください。

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