はじめに

Outlook 2021でメールの送受信ができない場合は、ウイルス対策ソフトの影響やメールアカウント設定の相違、「オフライン作業」状態など、複数の原因が考えられます。ここで案内する対処方法を行って、正常にメールの送受信ができるかどうか確認してください。

なお、メールの送受信を行うには、あらかじめメールアカウントを設定している必要があります。
メールアカウントを設定するには、以下の情報を参照してください。
Outlook 2021でメールアカウントを設定する方法

※ Officeのアップデート状況によって、画面や操作手順、機能などが異なる場合があります。

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Outlook 2019でメールの送受信ができない場合の対処方法

対処方法

Outlook 2021でメールの送受信ができない場合は、以下の対処方法を行ってください。

1. インターネットに接続しているか確認する

インターネットに接続できていないと、メールの送受信が行えなくなります。
ブラウザーを起動して、Webページが正常に表示できるか確認してください。

ブラウザーを起動しても、どのWebページも表示されない場合は、インターネットに接続できていない可能性があります。

インターネットに接続できない場合は、以下の情報を参照してください。
Windows 11でインターネットに接続できない場合の対処方法

2. メールボックスの状況を確認する

メールボックスに十分な空き領域があることを確認してください。
空き領域がほとんどない場合、メールの送受信が行えなくなるなどの問題が発生することがあります。

Outlook 2021のメールボックスの空き領域を確認するには、以下の操作手順を行ってください。

以上で操作完了です。

十分な空き領域がない場合は、不要なメールを削除したり、「古いアイテムを整理」を実施したりして空き領域を確保してください。
Outlook 2021の古いアイテムを整理するには、以下の情報を参照してください。
Outlook 2021で古いアイテムを整理する方法

3. 添付ファイルについて確認する

メールにファイルを添付して送信した場合、添付したファイルのサイズについて確認する必要があります。
サイズの大きいファイルを添付した場合、利用しているプロバイダーのメールサーバーにより、送信ができないことがあります。
「送信トレイ」に添付ファイルがあるメールが残っていないか確認してください。

該当するメールがある場合、メールを削除して再度メールの送受信ができるか確認してください。

4. ウイルス対策ソフトの設定を確認する

ウイルス対策ソフトでセキュリティが高く設定されていると、メールサーバーとの通信が遮断され、メールの送受信ができなくなる場合があります。
使用しているウイルス対策ソフトの説明書やヘルプなどを参照して、メール送受信が制限されていないか確認してください。

また、ウイルス対策ソフトを一時的に停止して、メールの送受信を確認してください。
現象が改善された場合は、ウイルス対策ソフトの設定等に問題がある可能性がありますので、ウイルス対策ソフトメーカーに確認してください。

5. メールアカウントの設定を確認する

メールアカウントの設定で、メールアドレスやパスワードなどの情報に誤りがあると、メールの送受信ができなくなります。
メールアドレスやパスワードなど、メールを送受信するために必要な情報が正しく設定されているか確認してください。

メールアカウントの設定を確認する方法については、以下の情報を参照してください。
Outlook 2021でメールアカウントの設定を確認する方法

6. オフライン作業になっていないか確認する

Outlook 2021が「オフライン作業」の設定になっている場合、メールの送受信を自動で行うことができません。
画面下部のステータスバーに「オフライン作業中」と表示されている場合は、「オフライン作業」の状態です。

オフライン作業の状態

オフライン作業の設定を解除するには、以下の操作手順を行ってください。

以上で操作完了です。

正常にメールの送受信が行えるかどうか確認してください。

7. プロファイルを新規作成する

Outlookのプロファイルが破損していると、メールの送受信ができなくなることがあります。
プロファイルを新規作成したあとに、新しいプロファイルでOutlookを再起動し、現象が改善するか確認してください。

Outlook 2021でプロファイルを新規作成するには、以下の情報を参照してください。
Outlook 2021でプロファイルを新規作成する方法