スキャンディスクの機能と操作方法について
情報番号 :002865
最終更新日 :2001/11/13

概要
 
 スキャンディスクの機能と操作方法について案内します。
 スキャンディスクを実行することにより、損傷を受けた領域を修復することができます。


対象機種
 
 PC-9800・PC98-NXシリーズ


内容
 
 スキャンディスクの機能と操作方法について説明します。
 以下の項目を参照してください。

  1.スキャンディスクの機能

  2.スキャンディスクの操作方法


1.スキャンディスクの機能

 スキャンディスクは、次の様な時に使用します。
 また、スキャンディスクを実行することにより、損傷を受けた領域を修復することができます。
 ハードディスクの物理的な障害(セクター不良)程度なら、その領域を使わないようにするなど
 修復しますが、障害が大きい場合修復できない場合があります。

     ・ファイルのアクセスエラーが頻発したり、アプリケーションのインストールが途中で止まる場合

     ・ファイルの論理的矛盾がないか調べたい場合

     ・ハードディスクに論理エラーや物理エラーの有無を確認したい場合


 なお、次の点に注意してください。

     ・スキャンディスクの起動中は電源は切断しないでください。

     ・ウィルススキャン等の起動中のアプリケーションを終了させます。
       キーボードのCTRLキー+ALTキー+DELキーを同時に押し、プログラムの強制終了画面を
       表示させ、モジュール一覧から「explorer」「internat」「systray」以外の項目を終了します。

     ・スキャンディスクを実行するときはスクリーンセイバーの設定を「なし」に指定してください。
       スキャンディスク実行中にスクリーンセイバーが起動すると、スキャンディスクが最初から
       やり直しになります。

   


   ・チェック方法で「完全」(標準チェックとクラスタのエラーチェック)を実行すると、
   ハードディスクの容量等により長時間(8時間以上)チェックを行う場合があります。

     ・ハードディスクの物理エラーはスキャンディスクを実行しても修復しません。
   この場合、ハードディスクの初期化や交換が必要な場合があります。


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2.スキャンディスクの操作方法

 スキャンディスクの操作方法は、下記の手順を実行してください。

  【操作手順】
   2-1.「スタート」→「プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→
      「スキャンディスク」をクリックします。

   


   2-2.「エラーチェックをするドライブ」の一覧から、チェックするドライブを
      クリックします。
      ここでは例として「Cドライブ」を選択します。
      エラーを自動的に修復したい場合は「エラーを自動的に修復」に
      チェックを入れます。

   


   2-3.詳しいチェックを行いたい場合は「完全」をチェックします。
      エラーを自動的に修復したい場合は「エラーを自動的に修復」に
      チェックを入れます。

   


   2-4.「開始」ボタンをクリックします。チェックが始まります。

   


   2-5.チェックが終了すると、「結果レポート」が表示されます。

   


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関連情報
 
 スキャンディスクの関連情報として、下記の情報がありますので参照してください。

  1.情報番号 001692
   「アプリケーションをインストール中に途中で止まってしまいます。
   スキャンディスク実行時は他のアプリケーションは終了してください。
   終了方法は情報番号001692を参照してください。

  2.情報番号 002533
   「スキャンディスクが繰り返して終了しない場合の対処方法

  3.情報番号 002691
   「Windows2000 Professionalでのスキャンディスク実行方法


補足
 
 1.「オプション」について
  チェック方法で「完全」を指定すると「オプション」を設定することができます。
  「オプション」ではチェックする領域やテストする内容、不良セクタの修復等を
  指定できます。

   


 2.「エラーを自動的に修復」について
  ファイルやハードディスクにエラーがあれば自動で修復します。
  この機能を選択しない場合、エラーが有るたびにエラーを修復するか
  問い合わせてきます。




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