はじめに

Word 2019では、「選択範囲がロックされているため、この変更はできません。」というメッセージが表示され、ファイルの編集ができなくなることがあります。
ファイルがロックされている場合や、ライセンス認証が完了していない場合などにメッセージが表示されることがあります。

エラーメッセージ表示状態（一例）

※ Officeのアップデート状況によって、画面や操作手順、機能などが異なる場合があります。

※ Office製品の詳細については、Microsoft社に確認してください。
Microsoft Office ヘルプとトレーニング

対処方法

Word 2019で「選択範囲がロックされているため、この変更はできません。」というメッセージが表示される場合には、以下の対処方法を行ってください。

1. 編集の制限機能が有効になっているか確認する方法

「編集の制限」機能とは、ファイルが誤って編集されないように、ロックをかける機能です。
有効に設定されていると、ファイルの編集ができません。

「編集の制限」機能が有効になっているか確認する方法については、以下の操作手順を行ってください。

以上で操作完了です。

メッセージが表示されなくなったことを確認してください。

2. 最終版を解除する方法

「最終版」とは、ファイルが誤って編集されないように、ロックをかける機能です。

最終版を解除する方法については、以下の操作手順を行ってください。

以上で操作完了です。

メッセージが表示されなくなったことを確認してください。

3. ライセンス認証が完了済みかを確認する方法

ライセンス認証が完了していない状態でメッセージが表示される場合は、Officeが「機能制限モード」になっている可能性があります。
この場合以下の情報を確認して、ライセンス認証を完了させる必要があります。

「機能制限モード」状態（一例）

※ Officeをインストール後、ライセンス認証を行わないまま使用を継続していると、ファイルの編集や作成ができなくなる「機能制限モード」に自動で移行します。

ライセンス認証を行うには、以下からプリインストールされているOffice製品の情報を参照し、項目2の内容を確認してください。
Office 2019でライセンス認証が完了済みかを確認する方法
Office Premiumでライセンス認証が完了済みかを確認する方法

関連情報

• Wordで「選択範囲がロックされているため、この変更はできません。」というメッセージが表示される場合の対処方法