Windows 7でバックアップする時期や方法について

Windows 7でバックアップする時期や方法について

Q&A番号:011292  更新日:2024/11/14
対象機種 LaVie(〜2014年12月発表)、他… すべて表示する、   折りたたむ
VALUESTAR、Mate、VersaPro
LaVie(〜2014年12月発表)、VALUESTAR、Mate、VersaPro
対象OS Windows 7 Home Premium、他… すべて表示する    折りたたむ
Windows 7 Professional
Windows 7 Home Premium
Windows 7 Professional

Q&A番号:011292  更新日:2024/11/14

Windows 7で、バックアップする時期や方法について教えてください。

バックアップするデータやソフトウェアによって、適した時期や方法をそれぞれ参照してください。

バックアップするデータやソフトウェアによって、適した時期や方法をそれぞれ参照してください。

はじめに

NECのパソコンには、バックアップするためのソフトウェアがいくつか搭載されています。
ここでは、どのような時期にどんなバックアップを取るのが適しているのか案内します。

お使いのパソコンによっては、「バックアップのご紹介」というアイコンがデスクトップにあります。
このアイコンをダブルクリックすると、お使いのパソコンで利用できるバックアップソフトについての案内が表示されます。
お使いのパソコンによっては、「バックアップのご紹介」というアイコンがデスクトップにあります。このアイコンをダブルクリックすると、お使いのパソコンで利用できるバックアップソフトについての案内が表示されます

また、バックアップについては、添付マニュアル「パソコンのトラブルを解決する本」または「ユーザーズマニュアル」にも記載されていますので、参考にしてください。

説明

Windows 7でバックアップする時期や方法については、以下の説明を参照してください。

1. 再セットアップデータのバックアップ

2001年10月発表以降のVALUESTAR/LaVieシリーズ(LaVie Zを除く)からは、バックアップCD-ROMやアプリケーションCD-ROMが添付されていません。
これは、内蔵ハードディスク内にバックアップCD-ROMの内容を格納し、CD-ROMがなくても再セットアップが行えるようになったためです。

この格納したデータを「再セットアップデータ」と言います。再セットアップデータとは、購入時の状態に戻すためのデータです。
この再セットアップデータが何らかの理由で利用できなくなった場合は、再セットアップができなくなります。

このような事態に備えて、パソコンのセットアップ後の早い時期(可能であればセットアップ直後)に再セットアップディスクを作成することをおすすめします。
再セットアップディスクを作成することで、再セットアップデータのバックアップとなります。
再セットアップディスクの作成方法については、以下の情報を参照してください。
Q&A再セットアップメディアを作成する方法

効果
作成した再セットアップディスクを使用し、パソコンの再セットアップを行うことで、パソコンを購入時の状態に戻せます。

2. ハードディスク全体のバックアップ

LAN設定やインターネット設定など基本的な設定をした後や、システムなどに大きな変更があった場合にハードディスク全体のバックアップを行います。
BackOnTrackなどを使って(ソフト名はお使いのパソコンによって異なります)、ハードディスク全体のバックアップをします。

効果
LAN設定やインターネット設定が終わっている状態を復元することができます。
※ 再セットアップだと、各種設定も最初からやり直しとなります。

例として、次のような方法があります。

  • Cドライブ全体をDドライブ、または外付けHDDにバックアップ
    Dドライブ、または外付けHDDに十分な空き領域が必要になりますが、DVD-Rなどのメディアも不要でバックアップや復元にかかる時間が短くてすみます。ただし、この方法は、ハードディスクが壊れたときなどは復元もできなくなり、再セットアップが必要になります。
    ※ Windows 7では、Cドライブ容量がDドライブ容量より大きいので、外付けHDDにバックアップする必要があります。

  • ハードディスク全体をDVD-Rなどにバックアップ
    メディアが必要で時間もかかりますが、ハードディスク自体の不具合にも比較的対応できることが多いためより安全です。

3. 日常的に行うバックアップ

作成したデータ(ユーザーデータ)は、データの種類によってバックアップ方法が異なります。

  • メールのデータ、はがき作成ソフトのデータ、Officeで作成したデータなど、著作権保護のないデータ
    「バックアップ・ユーティリティ」を使うと、これらのデータをバックアップできます。毎日自動的にバックアップを取るように設定できます。

  • インターネット経由で購入した音楽データなど著作権保護のあるデータ
    購入時に利用したソフトでバックアップまたはデータの待避(移動など)をします。
    詳しくは、ソフトのヘルプを参照してください。

  • SmartVisionで録画したTV番組データ
    DVDなどに番組データを書き出します。SmartVisionのバージョンによっては、1度書き出せるものと、10回まで書き出せるものがあります。 また、SmartVisionのバージョンによっては、外付けHDDにも番組データを保存(移動)できます。
    詳しくは、添付されている「テレビを楽しむ本」などマニュアルを参照してください。

効果
再セットアップになったときやハードディスクが故障したときなども、重要なユーザーデータが復元できます。
※ パソコン本体の故障内容によっては、著作権保護された一部のデータは復元できない場合があります。

「バックアップ・ユーティリティ」については、以下の情報を参照してください。
Q&Aバックアップ・ユーティリティについて

Windows 7で「バックアップ・ユーティリティ」を使用してバックアップを取る方法は、以下の情報を参照してください。
Q&AWindows 7で「バックアップ・ユーティリティ」を使用してバックアップを取る方法

4. 万一のシステムの破損に備えてバックアップ

システムのみをバックアップしておいて、システムの破損時にシステムのみ復元する方法もあります。
復元が成功すれば、ほとんどのユーザーデータはそのまま利用できます。

効果
定期的に自動でシステムをバックアップし、復元もシステム部分のみなので、パソコンの状態がおかしくなったときにすぐにパソコンを復旧できます。

次の2種類の方法がありますが、それぞれ排他利用のため、どちらか一方を利用することになります。

  • Windowsの「システムの復元」を利用する
    購入時の状態では自動的にバックアップされる設定になっています。
    バックアップを意識していなくても利用できますがWindowsそのものがうまく起動できないと利用できないことがあります。
    「システムの復元」機能を利用する方法は、以下の情報を参照してください。
    Q&Aシステムの復元を使用してパソコンを以前の状態に戻す方法

  • インスタントリストア「BackOnTrack」(ソフト名はお使いのパソコンによって異なることがあります)を利用する
    インスタントリストアを利用すると、Windowsがうまく起動できないときも利用できることがあります。
    購入時はインストールされていませんが、インストールすると、自動で定期的にバックアップを取るようになります。
    インストール後はWindowsの復元機能は無効になります。

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