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無線LANを安全に利用するための対策 | ||
無線LANを安全に利用するための対策 |
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Q&A番号:007673 更新日:2020/09/15 |
無線LANを安全に利用するための対策について教えてください。 |
無線LANを安全に利用するには、セキュリティ上の問題やその対策方法について正しく把握する必要があります。ここで案内する項目を確認し、無線LANの安全な利用環境を設定してください。 |
近年、家庭や企業での利用が急増している無線LANですが、配線のわずらわしさから解放される点で便利である反面、セキュリティに関する設定をしていない無線LANでは次のような問題も指摘されています。
通信内容の盗聴
無線LANでデータを送るために使用される電波は簡単に傍受でき、データの内容を盗み見ることもできます。
送受信するデータに重要な情報が含まれている場合、データを盗み見られることによって大きな被害を受けることがあります。
無線LANの不正利用
ケーブルに接続しないとネットワークにアクセスできない有線LANとは異なり、無線LANではその電波が届く範囲であればどこからでも無線LANネットワークにアクセスできます。
これはつまり、他人が無線LANを不正に利用することができるということでもあります。
問題の詳細と注意点については、以下の情報を参照してください。
ワイヤレス(無線)LAN製品使用時のセキュリティに関する注意
無線LANを安全に利用するために、次の3つの対策を行ってください。
※ ご利用の無線LAN機器によっては、対策を行えない場合があります。
「暗号化」(親機と子機の両方で設定)
通信内容の盗聴を防ぐための処置です。
送受信するデータを暗号化して、データを盗み見られないようにします。
データの暗号化形式には「WEP」/「WPA」などがあり、無線LAN機器によって対応している暗号化形式が異なります。
「SSID非通知」(親機で設定)
無線LANの不正利用を防ぐための処置です。
「ステルス機能」と呼ばれることもあります。
無線LANの親機から発せられる電波に親機を特定する情報を含まないようにして、親機の存在(無線LANネットワークの存在)を隠します。
MACアドレスフィルタリング(親機で設定)
無線LANの不正利用を防ぐための処置です。
無線LANの親機に登録した端末(パソコン/無線LANカードなどの子機)以外からのアクセスを遮断します。
「SSID非通知」とあわせて対策することで、不正利用に対して二重にブロックできます。
これらのセキュリティ対策は最も基本的なものです。
ご利用の機器がこれらの機能に対応しているのであれば、今すぐ対策を行う(設定を有効にする)ことをおすすめします。
設定の詳細は、無線LAN機器の取扱説明書を確認してください。
また、現在販売されている無線LAN機器のほとんどは、これらのセキュリティ機能に対応しています。
NECの無線LAN機器「Aterm」もこれらの機能に対応しています。
「Aterm」の詳細については、以下の情報を参照してください。
AtermStation
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