|
USB 3.0と3.1の違いについて | ||
USB 3.0と3.1の違いについて |
|
Q&A番号:021495 更新日:2023/06/08 |
USB 3.0と3.1の違いについて教えてください。 |
USB 3.1はUSB 3.0と比較してコネクタ形状、転送速度などの面で機能が向上および改善されています。ここでは、USB 3.1とUSB 3.0の違いについて案内します。 |
USBとは、ユニバーサル・シリアル・バス(Universal Serial Bus)の略で、キーボードやマウス、スキャナーやプリンターなどのさまざまな周辺機器を接続するために利用されている規格のことです。
最新の規格であるUSB 3.1は2013年7月31日に制定され、新しいコネクタの採用や転送速度の強化など、さまざまな点が改善されています。
ここでは、USB 3.1とUSB 3.0の違いや、改善された機能について案内します。
※ お探しの情報ではない場合は、Q&A検索から他のQ&Aもお探しください。
Q&A検索 - トップページ
USB 3.1規格では新しいコネクタとしてType-Cが登場しています。
新しいコネクタの形状は細長い楕円形で、上下どちらの向きでも接続することができます。
USB 3.0以前に採用されていたType-Aなどのコネクタでは、上下の向きが合っていないと挿し込むことができない、機器によって必要なケーブルが異なる、といった問題がありましたが、Type-Cは、ホスト側、デバイス側のどちらも同じ形状での接続が可能です。
Type-C使用時の注意点として、ケーブルや機器のUSB規格が3.0や2.0でも形状が一致していれば使用可能ですが、あくまで規格に応じた転送速度となり、一部機能は使用できません。
これは変換コネクタやハブを使用した場合も同様です。
このため、ケーブルや機器がUSB 3.1規格に対応しているか注意する必要があります。
NEC製のパソコンがUSB3.1規格に対応しているかは、LAVIE公式サイト内の仕様一覧や各部の名称より確認できます。
各部の名称(一例)
データの転送速度は、USB 3.0が約5Gbpsだったのに対し、USB 3.1では2倍の約10Gbpsになりました。
大容量のデータを転送する場合でも、USB 3.1に対応した機器とケーブルを使用することで、作業時間を短縮できます。
コネクタの項目で案内したType-CがUSB 3.1に対応していれば、USB規格以外の信号を転送するオルタネートモードを使用することができます。
強化された転送速度を活かして、モニターへのHDMI映像出力や、Thunderbolt3などの高速通信規格など、幅広い用途での利用が可能です。
給電能力は、USB 3.0が最大4.5Wだったのに対し、USB 3.1はUSB Power Deliveryに対応したことで最大100Wになりました。
また、USB Power Deliveryに対応したType-Cを使用する場合、ホスト側とデバイス側で双方向の電力供給にも対応しています。
パソコンやプリンターなどの電力供給には専用のアダプターやケーブルが必要でしたが、今後USB 3.1での電力供給が主流になれば、共通のケーブルで済むようになります。
この情報はお役に立ちましたか?
お探しの情報ではなかった場合は、Q&A検索から他のQ&Aもお探しください。
Q&A検索 - トップページ
また、今後の改善のためアンケートにご協力をお願いします。
ご意見・ご要望等ございましたら、アンケート回答後のフォームにもご記入ください。
今後のコンテンツ改善に活用させていただきます。
|
|