 |
概要 |
|
Windows XPには、正常に起動しなくなった際に取れる対応策がいくつかあります。そのうち「前回正常起動時の構成」で起動する方法と「システムの復元」は、行っていることが似ているため、どちらを使えばよいか分かりづらい場合があります。
ここでは、どういった場合にどちらの方法を使えばよいかをご案内します。
|
 |
対象機種 |
|
PC98-NXシリーズ
|
 |
内容 |
|
Windows XPの「前回使用時の構成」は、一番最後に正常に起動した設定へ戻ることのできる機能です。一方、「システムの復元」はWindowsが特定のタイミングで自動的に作成したり、自分自身で任意のタイミングで作成した「復元ポイント」までWindowsの設定を戻す機能です。
この2つの機能はよく似ていますが、「前回使用時の構成」がWindows起動前に選択できるのに対し、「システムの復元」はWindows起動後でないと実行できないという違いがあります。Windowsが正しく起動するかどうか、また「復元ポイント」をどの時点で作成したかなどによって、この2つを使い分けてください。
具体的に、Windowsが正常に動作しなくなった場合の復旧手順の一例をご案内します。
※ ご注意 : 以下の方法は、Windows XPが正常に起動しなくなったときにお試しください。むやみに試された場合、アプリケーションがWindowsに行った正しい変更などが元に戻され、アプリケーションの動作不良の原因となります。
Windows XPが正常に起動しなくなった際、まずは「セーフ モード」で起動するかどうかお試しください。
Windows XPをセーフモードで起動する方法については、以下のサポート技術情報をご覧ください。
情報番号 003104:「Windows XPをセーフ モードで起動する方法」
「セーフ モード」では起動するが、通常の構成では起動しないという場合、直前にインストールしたアプリケーションやデバイスドライバが不具合を起こしている可能性があります。「セーフ モード」でアプリケーションをアンインストールしたり、デバイスドライバをロールバックすることで対処してみてください。
デバイスドライバのロールバックの方法については、以下のサポート技術情報をご覧ください。
情報番号 003131:「Windows XPでデバイスドライバのロールバックを行う方法」
原因と思われるアプリケーションやデバイスドライバをアンインストール・ロールバックしても状況が改善しなかったり、特に思い当たる原因がない場合、「システムの復元」で正常に動作していたときのWindowsの状態まで戻すことで改善がはかれる場合があります。
「システムの復元」の操作方法については、以下のサポート技術情報をご覧ください。
情報番号 003106:「Windows XPでシステムの復元を試みる」
セーフモードでも起動しない場合は、システムの構成が一部破損している恐れがあります。「前回正常起動時の構成」で起動してみてください。
「前回正常起動時の構成」で起動する方法については、以下のサポート技術情報をご覧ください。
情報番号 003121:「Windows XPを前回正常起動時の構成で起動する」
|
 |
関連情報 |
|
特にありません。
|
 |
補足 |
|
特にありません。
|
|
|