Word 2016で表を挿入して計算式を使用する方法

Word 2016で表を挿入して計算式を使用する方法

Q&A番号:020279  更新日:2021/09/22
対象機種 LAVIE、他… すべて表示する、   折りたたむ
LaVie(〜2014年12月発表)、VALUESTAR
LAVIE、LaVie(〜2014年12月発表)、VALUESTAR
対象OS Windows 10 Home、他… すべて表示する    折りたたむ
Windows 10 Pro
Windows 8.1
Windows 8.1 Pro
Windows 10 Home
Windows 10 Pro
Windows 8.1
Windows 8.1 Pro

Q&A番号:020279  更新日:2021/09/22

Word 2016で、表を挿入して計算式を使用する方法について教えてください。

Word 2016で挿入した表に計算式を入力して、表計算を行うことができます。

Word 2016で挿入した表に計算式を入力して、表計算を行うことができます。

はじめに

Word 2016では、文章に表を挿入して計算式を入力し、平均や合計などの計算(表計算)を行うことができます。
Wordで使用できる計算式は限られていますが、Excelで作成した表計算をWordに貼り付ける必要がなくなります。
ただし、数値を変更した際は、Excelのように自動的に再計算はされないため、手動で更新作業を行います。

※ Officeのアップデート状況によって、画面や操作手順、機能などが異なる場合があります。

※ Office製品の詳細については、Microsoft社に確認してください。
外部サイトMicrosoft Office ヘルプとトレーニング

操作手順

Word 2016で表を挿入して計算式を使用するには、以下の操作手順を行ってください。

以下の項目を確認してください。

1. 表計算を設定する方法

表計算を設定するには、以下の操作手順を行ってください。

  1. リボンから「挿入」タブをクリックし、「表」グループの「表」をクリックします。
    リボンから「挿入」タブをクリックし、「表」グループの「表」をクリックします

  2. 表にマウスポインターを合わせて、表のサイズを指定します。
    ここでは例として、4行×5列の表を指定します。
    表にマウスポインターを合わせて、表のサイズを指定します

  3. 各セルにデータを入力し、表にタイトルを付けます。
    必要に応じて、表のサイズを変更します。
    各セルにデータを入力し、表にタイトルを付けます

    補足

    表を適切なサイズに変更するには、表の一部をクリックして表ツールを表示し、「レイアウト」タブをクリックして、「セルのサイズ」グループの「自動調整」から「文字列の幅に合わせる」をクリックして変更します。
    「レイアウト」タブをクリックして、「セルのサイズ」グループの「自動調整」から「文字列の幅に合わせる」をクリックして変更します

  4. 平均値を表示するセルをクリックします。
    平均値を表示するセルをクリックします

  5. リボンから「レイアウト」タブをクリックし、「データ」グループの「計算式」をクリックします。
    リボンから「レイアウト」タブをクリックし、「データ」グループの「計算式」をクリックします

  6. 「計算式」が表示されます。
    「計算式」ボックスに初期の状態で「=SUM(LEFT)」と表示されるため、「=」の後の「SUM(LEFT)」を削除します。
    「計算式」ボックスに初期の状態で「=SUM(LEFT)」と表示されるため、「=」の後の「SUM(LEFT)」を削除します
    ※ SUM(LEFT)の「()」に表示される値は、計算式を入力するセルが参照する場所によって変わります(LEFT、RIGHT、ABOVE、BELOWなど)。

  7. 「関数貼り付け」ボックスの「下向き矢印」をクリックし、表示された一覧から設定したい関数をクリックします。
    今回は平均値を求めるため、「AVERAGE」を選択します。
    「関数貼り付け」ボックスから設定したい関数をクリックします

    補足

    数値の表示形式を変更したい場合は、「表示形式」ボックスの「下向き矢印」をクリックし、表示したい形式を選択します。
    「表示形式」ボックスから表示したい形式を選択します

  8. 「=AVERAGE()」と表示されたら、「()」に参照する数値の場所を指定します。
    ここでは例として左側のセルの数値を参照するため、「=AVERAGE(LEFT)」と入力します。
    計算式が正しく設定されていることを確認し、「OK」をクリックします。
    計算式が正しく設定されていることを確認し、「OK」をクリックします

    補足

    「()」に入力する場所の引数には、「LEFT、RIGHT、ABOVE、BELOW」を使用します。

    • LEFT:左
    • RIGHT:右
    • ABOVE:上
    • BELOW:下

    (LEFT,ABOVE)など2つの引数を組み合わせても使用できます。
    ※ 「LEFT、RIGHT、ABOVE、BELOW」の順に記述します。

  9. 平均値が表示されます。同じ操作を各項目に対して行います。
    平均値が表示されます。同じ操作を各項目に対して行います

  10. 計算式で表計算できたことを確認します。
    計算式で表計算できたことを確認します

以上で操作完了です。

2. 表計算を再計算する方法

表の中の値を変更した場合は、手動で再計算を行う必要があります。
表計算を再計算するには、以下の操作手順を行ってください。

  1. 表の中の値を変更します。
    ここでは例として、B支店の6月の数値を7422から7450に変更します。
    表の中の値を変更します

  2. 平均値を表示するセルをクリックし、範囲選択したら右クリックして「フィールド更新」をクリックします。
    平均値を表示するセルをクリックし、範囲選択したら右クリックして「フィールド更新」をクリックします

  3. 再計算できたことを確認します。
    ※ 再計算が必要な箇所があれば、すべて同様の操作を行います。
    再計算できたことを確認します

以上で操作完了です。

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