Windows 10でUSBメモリなどを使ってパフォーマンスを向上させる方法

Windows 10でUSBメモリなどを使ってパフォーマンスを向上させる方法

Q&A番号:021167  更新日:2023/10/05
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Windows 10 Pro
Windows 10 Home
Windows 10 Pro

Q&A番号:021167  更新日:2023/10/05

Windows 10で、USBメモリなどを使ってパフォーマンスを向上させる方法について教えてください。

USBメモリやSDメモリカードをハードディスクのキャッシュとして使用できるReadyBoost機能を利用することで、Windowsのパフォーマンスが向上し、パソコンの動作が速くなります。

USBメモリやSDメモリカードをハードディスクのキャッシュとして使用できるReadyBoost機能を利用することで、Windowsのパフォーマンスが向上し、パソコンの動作が速くなります。

はじめに

ReadyBoost機能を利用すると、Windowsのパフォーマンスが向上します。
USBメモリやSDメモリカードの容量をハードディスクのキャッシュとして代用することで、パソコンの動作を速くすることができます。

  • USBメモリやSDメモリカードの中には、ReadyBoost機能に対応していないものがあります。
  • 使用するUSBメモリやSDメモリカードの容量と転送速度、パソコンの環境によって、パフォーマンスの向上度合いは異なります。
  • パソコンにSSD(ソリッドステートドライブ)が搭載されていると、ReadyBoost機能が利用できない場合があります。

    SSD搭載機種でReadyBoost機能が利用できない場合の一例
    SSD搭載機種でReadyBoost機能が利用できない場合の一例

※ Windows 10のアップデート状況によって、画面や操作手順、機能などが異なる場合があります。

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操作手順

Windows 10でUSBメモリなどを使ってパフォーマンスを向上させるには、以下の操作手順を行ってください。

  1. パソコンにUSBメモリを挿入します。

  2. タスクバーから「エクスプローラー」をクリックします。
    タスクバーから「エクスプローラー」をクリックします

  3. 画面左側から「PC」をクリックし、挿入したUSBメモリのデバイス名を右クリックして、表示された一覧から「プロパティ」をクリックします。
    画面左側から「PC」をクリックし、挿入したUSBメモリのデバイス名を右クリックして、表示された一覧から「プロパティ」をクリックします

  4. 「リムーバブルディスクのプロパティ」が表示されます。
    「ReadyBoost」タブをクリックし、次の項目からいずれかをクリックして、「OK」をクリックします。

    • 「このデバイスをReadyBoost専用にする」
      挿入したUSBメモリの全容量をReadyBoost用に割り当てます。

    • 「このデバイスを使用する」
      「システム速度のために予約する領域」のつまみを左右に動かし、ReadyBoost用に割り当てる容量を任意に指定できます。
      ReadyBoostとして割り当てた容量は、ReadyBoostを解除するまでUSBメモリに保存できるデータの容量として使用できなくなります。

    ここでは例として、「このデバイスをReadyBoost専用にする」をクリックします。
    「ReadyBoost」タブをクリックし、次の項目からいずれかをクリックして、「OK」をクリックします

    補足

    下図のようなメッセージが表示された場合、挿入したUSBメモリはReadyBoost機能に対応していない可能性があります。
    「OK」をクリックしたら、以下の情報を参照し、対処を行ってください。
    Q&AWindows 10でReadyBoost機能を利用しようとすると「このデバイスはReadyBoostに使用できません。」と表示された場合の対処方法

    下図のようなメッセージが表示された場合、挿入したUSBメモリはReadyBoost機能に対応していない可能性があります

    ※ 挿入したUSBメモリによって、メッセージは異なります。

  5. 挿入したUSBメモリがReadyBoostとして割り当てられたことを確認します。
    挿入したUSBメモリがReadyBoostとして割り当てられたことを確認します

以上で操作完了です。

補足

  • USBメモリに割り当てたReadyBoostを解除するには、手順4で「このデバイスを使用しない」をクリックし、「OK」をクリックします。
    USBメモリに割り当てたReadyBoostを解除するには、手順4で「このデバイスを使用しない」をクリックし、「OK」をクリックします

  • ReadyBoost機能で割り当てる容量の大きさは、あとから変更することができます。
    ReadyBoost機能で予約した領域を変更するには、以下の情報を参照してください。
    Q&AWindows 10でReadyBoost機能を使って予約した領域を変更する方法

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